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集中力は高まる?

「集中力は高まる?」

「集中力がない」という言葉をよく耳にします。
子育て中によく聞かれる悩みの1つですね。また、集中力はあっても「自分が興味のあること限定」というお子さんも少なくありません。
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でも集中力を司る脳の前頭前野は、28歳くらいまでの長い時間をかけて発達していくものなので、そもそもが未発達なのです。子供達に集中力がないのは当たり前、ここはホッとするところですね、笑。
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大人の集中力が90分程と言われているのに対して、子供達が集中できる時間は大人よりもずっと低く、未就学児の場合は年齢プラス1分程度、小学校低学年では15分程、高学年になっても最大30分程度が集中できる時間と考えられています……実はこんなに短いのです!
だから年齢が上がるごとに、長く集中力を必要とされる場合は、向き合っている物を30分ごとに変化させると良いとも言います…時間にメリハリをつけると言うことですね。
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またすごい集中力を発揮するお子さんも時々いますが…。 例えば電車が好きなお子さんなら、飽きずにずっと電車を眺め続けます。そう、集中している時は間違いなく自分が好きなことで〜なんです!
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つまり前頭前野は未発達であっても、自分の好きなことならしっかり集中できるということなのです。そうやって好きなことに集中することが、力を育む最適な「トレーニング」となるのでしょう。
好きな事で身につけた集中力を苦手なことにもいかしていく〜となるのです!
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だからお子さんの「好き」や「やりたいこと」をきちんと見つけて、没頭させてあげることが大切になります。逆にいうと、本人がやりたくない事を無理やりやらせるようなことはNGだということですね。
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また、せっかく子供達が自分の好きな遊びに集中している時に、つい「面白そうだね」なんて一緒に遊ぼうとしてはいませんか? その度に、彼らの脳の集中は途切れるのでこれもNGなんです。子供達が何かに黙々と取り組んでいる時は、親はそっと見守るように心がけてくださいね。
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もうひとつのNGは「うちの子は集中力がないから」と本人に聞こえるように言ってしまうことです。
そんなこと言われていたら無意識のうちに「自分は集中力がないんだ」と思うようになってしまいます。その結果、何事もすぐに諦める癖がついたり、自己肯定感が低くなったりしてしまいます。

この言葉に限らす、マイナスな言葉でレッテルをはることはNGですね!
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では子供達の集中力を低下させる原因は何?

長時間のゲームやテレビ鑑賞
などは、脳の中で記憶や学習、感情のコントロールに深くかかわっている前頭前野が疲れてしまい、注意力散漫になったり、集中力が低下してしまったりすると言われています。

また夜ふかしをして十分な睡眠時間がとれていないと、イライラしやすく、不規則な生活の中に、集中力を低下させる原因がいくつも潜んでいるようです。
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集中力に関して「人間は『集中タイプ』と『拡散タイプ』の2つに分かれている」と言われています。

「集中タイプ」
先天的に集中力が高いケース、自分の興味のあることや必要性に迫られることで、抜群の集中力を発揮するケースです。
勉強は好きではないものの、歴史漫画などが好きで、歴史の成績だけは常にトップクラスであるというお子さんや、趣味に没頭すると誰かが話しかけてもまったく反応しないお子さんなどはこのタイプです。

「拡散タイプ」
周りの人々や環境のことが常に気になりやすく、集中力があまり高くありません。だから「落ち着きがない」と思われることもしばしば。でも見方を変えれば、「よく気がつく」「他の人の様子を察知できる」ということでもあり、将来的にサービス業などで活躍する可能性が高いのだそうですよ。
集中力があるに越したことはありませんが、集中力がないからといって否定的に判断したりせず、「この子はこういうタイプなのだ」と見守ることも大切ですね。
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どのお子さんも「集中モード」に入ることの手順を習慣づけると良いかもしれません!

具体的には、机に向かってノートや鉛筆を準備する、ひらがなや漢字の書き取りといった簡単な勉強から始めてみる〜などが効果的とも言われています。
計画的に簡単なことから、集中できる環境作りも含め、ルーティンを作るということですね!
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遊びを通して効果的なことは、
①ジグソーパズル
記憶力や注意力を育み、集中力を鍛えるのにピッタリです。まずは年齢に合わせたピースのパズルから始め、スムーズに完成させるようになったら、ピースの多いパズルや複雑な絵柄のパズルに挑戦すると良いでしょう。

②ボードゲーム
オセロやすごろく、トランプなどのボードゲームは長期戦になることが多い為、長い時間集中力が必要な遊びです。楽しみながら集中力を鍛え、ゲームに勝つための思考力を育むこともできます。

③折り紙
折り紙を綺麗に折るには、手順通りに折る為の理解力や記憶力、手先を器用に動かして作業する集中力が必要です。初めは簡単に折れるもの、徐々に難易度を上げ、複雑な折り紙を親子で一緒に挑戦するのも良いでしょう。集中力を鍛えるとともに、親子のコミュニケーションをとれるのも折り紙の良いところです。
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集中力は環境を整えれば高まるもの、大人になっても必要になる大切な力なので、少しずつでも伸ばしていくように工夫できると良いですね!
集中力をつけるトレーニングを地道にコツコツと!
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時には「集中力があるんだね!」と褒めてあげることも大切。勉強や遊びで親に集中力があるねと認めてもらえることに意味があり、例えば集中力が切れそうになった時でも「自分には集中力があるんだから、まだやれる!」と自分自身を奮い立たせることができるようになります。
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また、集中力がなく飽きっぽいお子さんの中には、単純に頭が良いという可能性もあります。玩具を与えてもすぐに飽きてしまう。それは頭が良いために、その玩具での遊び方をすぐに学習してしまうからということも考えられるわけです。
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どんなタイプであれ、集中している時の姿はかっこいいです!
集中することの心地良さを沢山味わって欲しいですね!

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