選べないから選ばない
何かを決めるのが、とても、苦手だ。苦手で、苦痛だ。
とにかく、私は、優柔不断なのである。
但し、何に関しても、やたらめったらに、迷うのではない。基本的には、自分に関することだけ。無限に悩む。
直近の迷いなら、白のスニーカーが欲しいと思い。購入するまでに半年かかった。
ちなみに、友人と行くご飯屋さんや、旅行先なんかは、自分からパパッと提案するし。選択肢を委ねられれば、簡単に決められる。
そんな私が、最近特に悩まされることがある。洋服選びだ。可愛いと思ったトップスやアウター。リバーシブルや2wayなんかは、よく見かけるようになったし、ヤバい時には3wayだったりするじゃないか。勘弁してくれ。それだけで、もう、買うのを諦める。
気に行った形で着れば良いのは、重々承知。だが、選択肢を与えられると、迷いの森に入るのが、人の性ってもんで。
大なり小なり、決断を下す行為がストレスでならない。これはどうにか、ならんものか。
この先、何度こうして決断に迫られるのだろうか。気が遠くなる。
しかし、そんな自分も。少しだけ、気軽に生き抜く術を生み出した。
まず、悩むぐらいなら、無理して決めない。
色々事情があるとしても、悩む時点で、正直なところ、あまり心はそっちに向いていない。私の場合、即決できることは、即決できるのだから。
選べない時は、選ばないで良いのだ。
選べる時に、選ぶのでも遅くはない。
また、
やる後悔vsやらない後悔、に対しても持論がある。
やらない後悔の方がwin。
前者の方が善とされる世の中の風潮に幾度か乗ったことはある。だが、「やって良かったー!」と、心から思えたためしがない。
「やっぱりやらなければ良かった」の後悔の念が、あまりにも大き過ぎるからだ。
また、やらない後悔には希望を見出せる。
もし、ああしていれば。こうしていれば。
タラレバを並べたところで、実行していなければ、意味はない。もはや机上の空論である。しかし、やってしまった後悔よりは、圧倒的に心理的に、楽でいられる。
やってしまえば、後からはどうにもないないし、結果も変えられない。私の場合は、何年経っても。その良くない結果をたまに思い出しては、毎度落ち込むことになる。
やらなければ、もしああしていればな〜と笑いながら、多少の希望を抱いたまま、終われる。
なので、絶対やらん方がええんや。というのが持論。私の中の関西人もそう言っていた。
これからも正しいと思える選択を出来たら良いな。
2択を間違えがちな人生から、脱却できるように。
どうしても悩まなあかん時は、とことん、自分の納得がいくまで。
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