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ゼノブレイド3 ネタバレ全開 クリア後感想③
■良かった点
①ランツのサイドストーリー
ランツは、かつてヨランを守れなかったという後悔から、誰よりも仲間を守れる兵士であろうとし続けたキャラクターだ。屈強な外見とは裏腹に、その内面には仲間への思いやりと繊細さがある。
戦うことだけ考えていられたのは楽だった、という率直な気持ちを吐露する。ここは、この世界に生きる一人の兵士としての悲哀と困惑を示すシーンとして良かった。一方で、シティーには大道
ゼノブレイド3 ネタバレ全開 クリア後感想②
※考察メモを除き、愚痴が7割です。3を心の底から楽しんでいる方、何の疑問もない方はブラウザバックしてください。
■考察メモ①輪廻転生
本作の一つの大きなテーマは輪廻転生だろう。
命の火時計の形はまんま六道輪廻図であり、メビウスの存在は輪廻を支配する怪物に対応する。モチーフしていることは明確だろう。
命の火時計の解放というのはこの輪廻からの「解脱」と照応する。
解脱とは「現世の苦悩から解き放
ゼノブレイド3 ネタばれ全開 クリア後感想:失望 Xenoblade is dead.
失望。
その言葉しか出てこない。
まさかこんな事になるとは思わず、自分でも本当に驚いています。本当にウキウキとした気持ちでプレイしていたんです、途中までは。名前の考察なんかしたりして。DEと2を経て、問題点の分析と改善を感じ、凄いなー!と喜んだりして、本当に楽しかったんです。45時間くらいまでは。
ライプニッツの予定調和説、デカルトの身体機械論まで織り込んだ、2柱の神の骸の上で紡がれる壮大な神