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注射だけでは抑えられない“食べたい気持ち”――今年こそ減量に挑戦

明けましておめでとうございます。
noteに足を運んでいただき、ありがとうございます。

私は2024年4月に糖尿病と診断されてから、薬の力を借りつつ、食事管理を続けてきました。
おかげさまで検査結果はおおむね良好で、“H(標準より高い)”がつくような数値もなくなりました。

ただ、ここ最近はどうしても“食べたい”気持ちが止まらないのです。
食欲が抑えきれず、落ち込んでしまうこともしばしば。
同じように糖尿病と向き合っている方、食欲との闘いに苦労している方に、少しでも共感してもらえたらと思い、私の現状や気持ちをまとめてみました。

数値は良好だけど、食欲は絶好調?

2024年は、私にとって糖尿病との共存が始まった年でした。
4月から野菜を意識した食事に切り替え、量を食べるなら野菜でお腹を膨らませることを心がけていました。
その結果、HbA1cなどの数値は以前より大幅に改善し、主治医からも「このまま続けましょう」と言ってもらえるほどでした。

2024年4月 HbA1c  13.7からスタートしましたが直近の検査結果はこんな感じです↓

検査結果推移

ところが、11月に一度「注射治療」を試みたことをきっかけに、なぜか爆食が始まってしまったんです。
今思えば、

  • 注射が効いて空腹感はおさえられるはずなのに、「時間になったから食べる」といった習慣的な食欲は抑えきれない

  • 数値が良くなったことで「もう大丈夫」と気がゆるんだ

  • 体重が思うように落ちずにイライラして、ストレスが爆発した       
    など、さまざまな要因が重なったのかもしれません。いずれにしても、せっかく食事制限が軌道に乗っていたのに、ここへきて箍(たが)が外れたままなのが正直つらいです。

注射では抑えられない“メンタル的な空腹”

医師からは、再度「注射治療」を勧められていますが、断っています。
高額なこともありますが、何より「私が食べる理由は空腹じゃない」ということに気づいたからです。
具体的には、

  • 時間が来たから食べる(お腹が減っていなくても、朝食・昼食・夕食のリズムで食べなきゃ…と思ってしまう)

  • ストレス解消のために食べる(イライラや疲れを感じると、つい口に何か入れたくなる)

  • 以前食べていた量を脳が記憶している(実際には満腹なのに、食べていた量に届かないと物足りなく感じる)

こうした“メンタル的な空腹”は、注射の効果で物理的に空腹感を抑えてもあまり関係がありません。
結果、「高い注射を打つだけ無駄なのでは?」と感じるようになりました。

私に必要なのは「野菜で満たす」習慣

ただ、わかってはいても、いったん“ご馳走”を食べ始めると止まらないのです。
数値が安定しているがゆえに「これくらい平気かも」と甘い考えを持ってしまう自分もいます。
そんな中でも、やはり私にとって一番効果的なのは、野菜をたくさん食べてお腹を満たす方法だと再確認しています。

  • 野菜なら量を食べても比較的カロリーが低い

  • 噛む回数が増えるので、食べた満足感も得やすい

4月から10月まで頑張れていた頃に戻りたい……
問題は、テレビやSNSでおいしそうなグルメ情報を目にしてしまうと、つい注文したり買ってきたりしてしまうこと。
観なければいいのでしょうが、面白いからつい観てしまうのです。
50年以上生きているとおいしいものをたくさん知っているので、一旦リセットされてしまった気持ちはなかなか元には戻りません。

今年は宅配での注文を控えて、自炊中心に野菜メインの食生活へ戻すのが目標です。

高額な注射より、安価な薬+食事管理で

今飲んでいる薬だけでも、数値は十分コントロールできています。
実際、最近の検査結果から“H”がなくなったことは大きな成果ですし、医師も「どうするかはあなたの自由」と言ってくれている状態。
ただ、他の人には効果が出ているらしく、無理強いはしないですよと言いつつも毎回お勧めされるのです。
「勧められるのがストレスだ」という気持ちも正直あります。

しかし、ここで改めて思うのは、「注射で抑えられない食欲」は、自分の意識を変えるしかないということ。
短期的には難しくても、長い目で見れば、安価な薬を続けながら野菜メインの食事で調整するほうが、自分には合っていると感じています。
空腹感を感じなくなるのを望んでいるわけではなく、むしろ空腹感を感じたいのです。
空腹を感じて、次の食事を迎えたい。
注射を使うと薬の効能と私の希望意思との違いで、気持ちがバグってしまうのだと感じています。

今年こそ減量に注力したい

今年(2025年)は「数値が落ち着いているから大丈夫」ではなく、もう一歩踏み込んで減量に挑戦する年にしたいと思っています。
食事会なども多い時期はありますが、そのときだけは楽しみつつ、翌日からしっかり野菜を多めに摂るなど、メリハリをつけた生活を心がけたいです。
実際、糖尿病は長期的な付き合いが必要ですし、油断するとすぐにリバウンドしてしまうのが怖いところ。

● 一日6000歩以上歩く
● 運動を30分以上行う
● あすけんを続ける

ここ数カ月体重が落ちなかったので、昨年(2024年)末までの目標値を1.5倍にしてみました。
小さな目標ですが、目標を立てて、元旦から実行しています。
21日間続ければ習慣になるそうなので、まずはお誕生日まで頑張って続けていく所存です。

一度成功体験があるので、あの頃の気持ちや習慣を思い出して、もう一度頑張ってみようと思います。

おわりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
検査結果が良くなっても、食べたい気持ちはなかなか抑えられない――これが私の正直な現状です。
同じように、糖尿病治療中の食欲コントロールで悩んでいる方のなかには、「わかる!」と共感してくださる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私と同じく、「注射を勧められているけどイマイチ踏み切れない」「つい食べ過ぎてしまう」と感じている方も多いはず。
お互いに、まずは無理のない範囲で野菜を活用しながら、一日一日を大切に過ごしていきましょう。
2025年こそは、減量にも成功して、少しでも健康的な身体を目指したいものです。

今後も、私なりの工夫や失敗談をシェアしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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