見出し画像

野分の茶 ケセラセラ

一昨日朝顔が6つも咲いたので
調子に乗って
昨日シェアハウスの仲間にお茶を点てようとお誘いしていた。

ところが朝起きたらひとつも咲いていなくて
そんな~~~朝顔様~~~~ってな具合で
全くままならないのであった。

まあこれから悪天候になるなら
そりゃ~咲かないわよね・・

仕方なく傘をさして付近に野花を探しに出かけて
竹筒に活けた。

人を迎える準備をし始めると
普段気に留めないことも気になって
どんな風に見えるだろうか
どんな印象をうけるだろうか・・
喜んでもらえるかな・・と
客を待つ茶の主人を楽しんでいたのでした。

大きなことではなくて
目の前の人に喜んでもらう。

そんなことの積み重ねが
幸せの積み重ねで
きっとまたどこからか幸せを運んでくれるに違いない。

茶を楽しんだ女性は
そのままにしてきたマルタ島の住まいが気になると
3か月ほど滞在して退去することになったのだ。


年齢が近いこともあり
海外の人のくらしや日本文化論、人間関係や恋愛まで
さまざまなディープな話が続き
楽しいひとときとなった。


竹林の野に咲く花の野分の茶   銀兎


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集