昭和38年から続く『喫茶セブン』栗山町
栗山駅近くの
-喫茶セブン-
先日一人で潜入〜
(なんとなくそんな言葉がしっくりくるような入り口)
薄暗い、なんだかドキドキな階段をのぼる。
扉を開けると誰もいなかった。
「すいませ〜ん」と
控えめに言うとママが厨房?から出てきた*
ママに栗山町に移住してきたことや、音楽をしていることを伝えると、ママもいろんな話をしてくれた。(お客は私だけでした)
50年近く営業しているらしい。
ママが言った。
「わたし、ずっとここ(喫茶)にいるから、栗山のこと何も知らないの。笑」
「買い出しも主人がしていたから。」と。
なんだかママがかっこよく思えた。
自分の居場所。守るべきもの。
まったくブレてない。
この小さな喫茶の中で、ママは流れ行く時代を生きてきた。「昔は学生さんが学校帰りにたくさん寄ってくれたんだけどね。」
良い時も大変な時も。
それでも、ママは明るかった。
大切な場所がある。
自分の居場所があるって
大切なことなんだなぁ。
最後に「がんばってね!」と笑顔をくれた。
丁寧に淹れられた熱々のコーヒーが
わたしに勇気をくれたような気がした。
ママにまた会いにいきたいと思ってます。
昭和38年から続く喫茶店
喫茶セブン
北海道夕張郡栗山町中央2丁目170-1
定休日 日曜日