自分のHSP気質と教職を考える

こんにちは。
晴れた日に、青空と植物の緑をながめるのが好きと気づいたひすとりです。

今日は自分のHSP気質と、今の職【教師】について考えてみました。

あくまでも、わたしが感じたことであり、HSPの方が教職に就けないと言っているわけではないです。
ご理解していただき、ぜひ読んでみてください。

この記事を書いている人:
現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や専門的情報、心身安定に関する情報を発信しています。

HSPとは?

もはやおなじみになってきた言葉かもしれません。
ここ数年で【繊細さん】などの言葉によって、周知されるようになってきた、人が持つ気質のことですね。

どんな性質かというと…

神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人のことです。全人口の15~20%、約5人に1人はHSPと考えられています。

HSPには、特徴的な4つの性質「DOES(ダズ)」があります。

■ D:Depth of Processing/深く処理をする
簡単に結論の出るような物事であっても、深くさまざまな思考をめぐらせる

■ O:Overstimulation/過剰に刺激を受けやすい
刺激に対する反応が強く表れやすく、疲れやすい

■ E:Emotional response and empathy/全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
他人との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすい

■ S:Sensitivity to Subtleties/些細な刺激を察知する
他の人が気づかないような音や光、匂いなど、些細な刺激にすぐ気づく
https://kenko.sawai.co.jp/mental-care/202103.html

5人に1人ですから、
左利きの人とか高身長の人とかぐらいの感覚です。

わたしはきっと繊細さんの教師

さて性質がわかったところでわたしの話なのですが、たぶんこの性質の人です。

たぶん、というのは診断を受けたりしたわけではないからなのです。

ですが、この性質だと思うと腑に落ちることがあまりにも多すぎました。

例えば、幼少期から大きな音やショッキングな映像がとても苦手でした。

どのくらいかというと、
親が洋画をテレビで見ているときに、たまにある暴力シーンや、人が痛そうに痛めつけられている様子を見た時に、その情景が頭から離れず、1週間不眠症状や食事がとれないなどといったことがありました。

とはいえ、当時はこんな性質があるなんて知るはずもなく、親にも相談できずに、ただ我慢するという時間を過ごしていたのです。

教職に就いて、さらに実感する

さて大人になって教職に就くことで、この性質であることを自覚しました。

なぜなら、教職ではHSPが苦手な仕事がたくさんあったからなのです。

▶︎毎日、40名前後の人の前にさらされる(刺激が多い・他人の感情が見えてしまう)
▶︎常に突発的に子供からの言葉を受ける(マルチタスク)
▶︎授業だけではない多種類の事務作業(マルチタスク)
▶︎たくさんの人の声・ざわざわの中で仕事をする(刺激が多く疲れやすい) などなど

特に参ってしまったのは、子供の心ない言動です。

大人なら本音をストレートにぶつけることは少ないと思うのですが、子供は脳が未成熟ですし、成熟するために学校に来ていますので、当たり前のように不満をぶつけてきます。

これなんのためにやってるんですか〜?意味ない。
つまんね〜
ウザすぎるんだけど
別にどうでも良くない?

不機嫌の状態を、大人以上にコントロールできないのです。

そしてこのような言動について、ぐるぐると深く考えやすいのもHSP性質だといえるかもしれません。

HSPに合った職を学んでみよう

ここまで教師を続けてきて、以上のことが辛いということにようやく気づけました。

これから教師を続けるかも含めて、私に合っている仕事はなんなのか学んでいこうと思います。

近いうちに、そのことについても書いていく予定です!


では、お読み下さりありがとうございました😊
今日もステキな一日をお過ごしください!


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