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大阪に行ったらなんだかパワーをもらった話

こんにちは⛅️
常葉大学造形学部の大場心晴です。

あっという間に3年生の前期が終わり、後期が始まりました。

現在、介護サービスの需要と経費の増加という背景から、魅力のある介護予防を目指したプロジェクトを、静岡市と阪急阪神ホールディングス株式会社、株式会社ウェルビーイング阪急阪神、株式会社阪急交通社と共同で行なっています。

すでに、大阪では介護予防の取り組みが行われており、市民の方も多く参加されています。


そこで、夏休み期間の8月21日から8月22日にかけて大阪に出向き、視察に行ってきました!🐙


静岡市でこれから行う介護予防PJのイメージを膨らませることや、現場で実際に行われるやりとりなどを、自分の目で確かめることが目的です。

大阪に行ったら、目的以上の価値や意味を感じて、なんだかパワーをもらって、ホクホクした気持ちになったので、このnoteでは、今回行ってきた大阪視察でのことを自由に書こうと思います。

最後まで読んでいただけたら嬉しいです 👀

⚫︎体操教室 🤸🏻

8/21(水)は、池田市に行って体操教室を見学しました。

体操の先生がいらっしゃって、見学の私たちも一緒に体操をしました。

1番印象に残っているのは、前に出てお手本を見せてくれる先生の明るい声や表情です。

笑顔で数字を数えて、シニアの方を励ましながら手本を見せる様子は見学の私たちもワクワクしてくるような感じがしました。
(「なんでもできる気がする!」みたいな気持ちにさせてくれる感じ🔥)

教室が終わって、少し先生と会話をすることができたので、そこで前に出ている時に心がけていることを聞いてみました。

すると、一人一人の表情をとにかく見るようにしているという答えが返ってきました。

一人一人の目をしっかりと見て、少し遅れてるな、少し手こずってるな、って思ったらすぐさまサポートをするとおっしゃっていました。

笑顔や声掛けだけでなく、"見る"ことにも気を遣っている結果が、あの空間を生み出しているのだと思いました。

帰り道に、教授と話したこととして、「シニアの方々は体操をしたくて来てるよりは、あの空間にいたくてきてるのかもね」という話題になりました。

リラックスして体操ができる心地よい空間、またいきたい!と心の底から思える空間、できてもできなくても手厚くサポートをしてくれる安心感が、シニアの方々が参加したくなる要因なのだと思います。

⚫︎ハンドケア教室 🤲🏻

8/22(木)は、堺市に行ってハンドケア教室を見学しました。

教室が始まる少し前に現地に着いたのですが、部屋に入ってくるおばあちゃんたちがおしゃれすぎました。笑
服はカラフルだし、柄もおしゃれだし、どこで買えるんだろう?って思うようなネックレスをしてるし、真似したい!って思いました。👗

「こんなおばあちゃんになりたい!!」と思いながら見学をさせていただきました。笑


この日は全6回の教室のうちの、最後の回だったため、おさらいからスタートしました。

ハンドマッサージからネイルまでをおさらいする中で、私もハンドマッサージをしていただきました。🤲🏻(すごく気持ちよかった!)

手がもちもちになりました🤚🏻

マッサージ中に、シニアの方とお話をしていて印象的だったのは、「お友達に会った時にこうやってマッサージしてあげるのが楽しみなの!」って話していたこと。

自分が覚えたことを伝えたい!見てほしい!という好奇心の伝達だったり、ハンドマッサージで気持ち良くなってもらいたい!という利他性が込められていると感じました。

この回は最後の回だったため、最後は表彰式と1人ずつ感想を話す時間がありました。

感想を話す時間では、「青色を爪に塗る勇気をもらいました。」「先生やスタッフの人が優しくて、一回も休まずに来れた!」というコメントから始まり、「これからも色々なことに挑戦してみたい」という今後の動きに関するコメントもありました。


冒頭に書いた通り、おしゃれなおばあちゃんがたくさんいたので、勝手に元からおしゃれな人たちが集まって教室にいるのだと考えていました。

でも、終わった後にスタッフの方から、「初めの頃はみんなベージュとかの地味な色の服を着ていました。でも教室の参加をしていくうちに、だんだん色物の服になったり、自分で服を作ったりする人も出てきました。」という話を聞きました。

"ハンドケア教室"という一つのきっかけが、多くのシニアの方の見た目や価値観、行動の変化に影響を与えていることを知って、なんだか言葉に表せないような思い、感情が湧き上がりました。(自分で購入したマニキュアを自慢しあっている様子も印象的だった!💅🏼)

シニアの方々が、ハンドケアやネイルを楽しむ趣味に近いことから意識変容や行動変容に繋がり、自主的に外に出るようになって、間接的に認知症予防や介護予防につながる仕組みに感動しました。

街が、いきいきしたシニアの方々で溢れたらこっちまで元気がもらえそうだし、今の日本にとっては理想の社会なのかも、と思いました。

⚫︎カレー屋さん 🍛

ハンドケア教室の見学を終えて、お腹を空かせていたので堺東駅近くの堺銀座商店街でお昼ごはんを探すことにしました。

最初に目にとまった麻婆豆腐屋さんは満席!
もう少し歩いて探してみると、おいしそうなカレー屋さんを見つけました。

お腹も限界だったので、このカレー屋さんに入ることにしました。🍛

入ってみると、店主らしきおばさん(おばさんって言ったら怒られそうだけど笑)が笑顔で迎えてくれました。

「カウンターの前だと暑いからこっちの席にする?」「お嬢ちゃんたち、女の子なんだから野菜は残しちゃあかん!」など、あたたかさが感じられるお節介が嬉しかったしおもしろかったし、なんだか元気をもらえました。

カレーももちろん美味しくて、ものすごく暑い日だったけど、美味しく食べることができました。(野菜もちゃんと全部食べました🥕)

帰るときも、「一回来てくれたお客さんのことは忘れないからまた来てね!」とおっしゃってくれて、またいきたいな、と心の底から思えるお店でした!

⚫︎大阪で見つけた変なものいろいろ 🌀

ここからは番外編で大阪で見つけた色々なものを写真で振り返ります。📷

なぞのカブが描いてある禁煙の貼り紙🚬
ニワトリの形をしたちょうちん🏮
タイ料理屋さんで見つけたトムヤムクンマン🦸🏻‍♂️
傘がついた自転車🚲
浜松を感じる"うなぎだに"の看板🪧

⚫︎おわりに

見て感じよう!という単純な気持ちで行った視察だったけど、想像していた以上に得るものがあったし、なんだかものすごいパワーをもらうことができました。🔥

今後、静岡市でもこの取り組みをしていく中で、視察での内容を活かしながら静岡市らしいものにできたらいいなと思いました。🗻

そのために、私たちは、学んでいることを存分に活かしてこの取り組みの支援ができるようにしたいと思います。

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長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!🍒

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