世界のどこでも「自分らしく」力強く
私は2007年に「新教育デザイニング」という会社を設立し、”世界のどこでも、自分らしく、力強く”という方針で主体性を尊重し、一人ひとりに光る個性を発掘する幼児教育を推進してまいりました。
当時は児童発達支援という現在の療育制度もなかったため、設立した認可外保育園には認可より子どもを手厚くみてもらえるということで発達に課題のある子も多く通っていました。
大変興味深かったのは、発達に課題や凸凹のある子ほどある面では特異な能力や集中力をもっており、素晴らしい表現やスキルを発揮することでした。
日本は特にだと思いますが、子どもの悪いところばかりに注目する傾向があります。小さな時期から周りとうまくやれるかを求められ、窮屈だなと今も感じます。
その一方で大人の社会は子どもの意思を尊重することと甘やかすことの区別ができなくなりつつあり、ご機嫌をとるような接し方は子どもにとってもよくありません。
2050年の社会は誰にも想像つきませんが、未来には常に希望をもっていきたいものです。不確実な社会の中でも強く生きていくための資質を持たせてあげたいというのが私の想いです。
一人ひとり、必ず素晴らしいものを持っており、それを大切に育てることで自分軸ができ、揺るぎない土台となって自信をもって生きていくことができます。そういう子こそ他人に優しく、思いやりを持つこともできます。
細かいことは2017年に「世界基準の幼稚園(光文社)」という著書に書いておりますので興味のある方はお読みください。食育や外遊びのこと等も実践を通じて書いております。
これからも児童発達支援の場を通じて、世界のどこでも「自分らしく」力強く、たくましく生きていける子を育てていきます。”みんな一緒でなくていい”のです。きっと、未来のリーダーとして将来の社会を引っ張っていってくれるでしょう。
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