『かのように／森鴎外』を読んで📖

お疲れ様です！
H川です！！

森鴎外読んでますよー！
※短編集なのでしばらく続きます

本作はこの頃の時代背景や価値観、言葉使いに慣れていないと、すんなり入ってこない気がします。

正直私は自分の好みがこの世代ではないため、十分に理解しているとは言い難いのですが、ついつい読んでしまうのです。

わかりやすさが是とされている昨今、反比例的に人の脳みそが想像力を要しなくなってきている気がします。つまり、わからないもの、わかり辛いものには触れない。受け入れない💦

だって世の中、わかりやすいもので溢れていますし、わざわざ選択しなくてもいいわけで。

世の中にはいろんな脳トレあると思うのですが、私は自分があまり気が進まない、いまいち理解できているか不安になるような、時の洗礼を受けた作品に触れることはとても脳を活性化させてくれる気がします✨

それで、本作を読んだ感想ですが、、、一言で言いますと『お、おおう・・。』って感じです。

私の脳みそには、ちょっと上流家庭の日常の一コマをぶつ切りにした感覚でした。
別に著者の強い主張や、価値観が露呈するのでもなく、良い意味でこの時代の若者のやり取りを、私の目の前に見せてくれた。

こちらからは全くリクエストしていないですが、でも悪くないタイムスリップでした🤗

おしまい。