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ちっぽけな自分達
人間は実に小さいコミュニティの中で生きている。
そう感じたことはないだろうか?
私は最近飛行機に乗ることが多くなった。
座席は空からの景色を楽しむためにいつも窓側の席を予約する。
窓の外を見るといつもこう感じる。
「人間の住む世界って上から見るとこんなにも小さくて、どこで誰が何をしているかなんてわかりっこないよな」と。
空の上から見ると文字通り俯瞰して見ることができる。
同じ目線で客観的に見ることは難しいが、視点を変えると案外簡単に見方は変えっれるものだと気がついた。
神様はこうやって上から見て頑張っている人間とそうでない人間とを見ているんだという気持ちにもなった。
いつもせっせと仕事に学業に遊びにスポーツに励む私たち人間は必死で毎日を生きていると自分では思っている。
どんなすごい結果を出してもどんなに有名でも。
かたや毎日地獄だと思って生きていても
空から見るとそれらは同じだ。
あくまで「地上」というコミュニティの中でしかそれは評価されない。
現在は世界中がネットで繋がれる世界だし、すごく便利で現代に生まれてよかったと心の底から思う。
だがそれも地球というコミュニティの中のお話。
2日ほど前にNews picsで「宇宙旅行の施設を開発中」2027年までそれを宇宙に打ち上げ旅行を可能にするという記事を見た。
「宇宙」
今までロケットに乗って探索に行ったというニュースでしかお目にかかれないものだと思っていた。
それも私のような一般人からすれば、「関係のない話」とも思っていた。
それが誰でも旅行が可能になる。費用は2700万円だけど。
そうなったもっといろんな景色が見れる。
もしかしたら見たことないものが飛んでいるのを見ることができるかもしれない。
そうなればもっと自分の観点が変わりコミュニティも広がるかもしれない。
そんな希望がいっぱい詰まったニュースをみて朝の満員電車で少しテンションが上がった。
それと同時に地球の中の日本という中の福岡県の中の社会の中の小さいコミュニティだけども、私が今できることは何か。
どうしたらもっと違う世界を見ることができるだろうか。
そんなことを考えながら今これを書いている。
既にやりたいことは見えているけど、それをどう形にして表現していくかが今後の課題である。
今年24歳。
本田圭佑がW杯で日本のヒーローになった年齢だ。
他者と比べることは好きじゃないが、この世界に生まれたからには
「比較」
されることは宿命であり、これがないと成長はない。
私が宇宙に行けるかどうか、もっと大きいことができるかはわからない。
小さいコミュニティから抜け出してもっと大きく羽ばたけるか。
ちっぽけな人間。
スタートラインは全員同じ。
でも人間は全員同じ人なんていない。
だから自分らしく、自分のスピードで頑張っていく。