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8/6 8/9 の苦悩

いずれも、一年のうち心が最も不安定になる日の一日です

小学生の頃からそうでした

「8/6 8/9 の苦悩」についてお話します。

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8/6は広島に原爆が投下された日

8/9は長崎に原爆が投下された日

人の生死を利用して国が競争する戦争は何も生み出さない

過去の戦争の惨禍を忘れてはならない

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毎年のこの論調を聞き、感じることが2つあります。

一つは、本気で戦争の惨禍を忘れてはならないと考えているのか

一つは、本気で何も生み出さないと考えているのか

以上の2つです。

そう考えるのは、私が”HSP(Highly Sensitive Person)”だからかもしれません。

HSPは「非常に繊細な人」のことです。

HSPについてはこちらをご覧ください。

今回の話題のHSPの性質は「共感する」です。

本気で戦争の惨禍を忘れてはならないと考えているのか

戦争の話になるといつも

「政府の行為によって再び戦争の惨禍がおこることのないように……」

と、日本国憲法の前文にあることを思い出します。

そして同時に

「本気で二度と戦争をおこす気がないと考えているのか」

と思わされます。

太平洋戦争以後70数年

この間、戦争に参加していない国は8カ国だそうです。

そこには日本も含まれています。

しかし、それは事実でしょうか?

朝鮮戦争、ベトナム戦争、中東戦争、東西冷戦、、、、、

日本は参戦こそしていませんが、後方支援しているはず。

形式上の不戦主義は認めたくないのが私の心境です。

そして、そのような状況では戦争の惨禍が再びおこらないように、と本気で考え取り組んでいるのか信じられない状況です。

泣かせるだけの取り組みはいらない

私が言いたいことは一つです。

原爆投下された日だけのパフォーマンスは止めて欲しい

これだけです。

私は、修学旅行の際に「原爆の子の像」の前で生徒代表で宣誓しました。

「私たちは忘れません、戦争によって命を奪われた方々がいたことを

 私たちは忘れません、、、」

と長々と宣誓したのを覚えています。

宣誓をしたことで原爆についても調べ、投下時間までも何となく覚えました

広島は1945年8月6日8時15分

長崎は1945年8月9日11時2分

覚えてしまいました。覚えてしまい、思い出してしまいます。

それだけでなく、メディアで特集される度に考えます

「自分はあの戦争のことを忘れていないだろうか」

「自分は精一杯生きているだろうか」

「自分は後悔しないように行動しているだろうか」

「自分は世界のためになる行動をしているだろうか」

そして、次のように考えます

「世界はあの戦争のことを忘れていないだろうか」

「世界は精一杯生きているだろうか」

「世界は、」

「世界は、、、、、、」

そのように考え、落ち込みます。

「世界は良くない方向に向かっているのではないか」と。

しかし、考えれば考えるほど思考の沼に陥ってしまう。

そんな時に考えるようにしていることは次の手法です。

「関心の輪」「影響力の輪」

『7つの習慣』に出てくる考え方です。

2つの輪

私たちは画像にあるような「関心の輪」を広げようとしがちです

今回の私であれば「世界は不戦の方向に向かっているか」というのが関心の輪の範疇だということです。

しかし、本当に広げるべきは「影響力の輪」です。

「影響力の輪」を広げれば、世界から戦争を無くすことだって理論上は不可能ではないはずです。

私がブログを書く理由の一つも「影響力の輪」を広げること。

一人でも多くの「HSP」の方に「HSP」について知っていただいて、心をかるくしてほしいです。私自身、この概念を知ってどれほど救われたかわかりません。

そして、願わくば「非HSP」の方にも「HSP」を知っていただきたい。

論理の飛躍に感じるかもしれませんが
全世界の人が「HSP」の存在を知ることで争いを減らすことができるとさえ考えています。

今日はこの辺りで。

日本の戦争映画を見ると必ず泣いてしまう私のブログでした。

(戦争は何も生み出さない、は感情論としては納得します。が、事実とは異なります。人類は戦争で命をかけることで科学的成長・経済的成長を経験してきました。難しい考え方ですが、事実を受け入れた上で戦争に反論しなければ歴史は繰り返されます。それも残念でなりません。)

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ケイ/
コメントいただきましたら、そのジャンルの記事を書いてみます。よろしくお願いします。