Body languageで日常が変わる!?
こんにちは、Kです
現在、都内の大学院に通いながら
腸内細菌と私たちの健康・疾患について特に免疫に関する研究をしています
今回の記事はbody language(ボディーランゲージ)について
TEDで聞いた内容を分かる範囲内でアウトプットします
1. Body language
まず、body languageと聞くと、多くの方は身振り手振りと考えるのでは無いでしょうか?
海外に行っても身振り手振りで伝わるよ!body languageさえあれば大丈夫さ!
僕らは"body language"を"言葉の通じない人ととも分かり合える言語"
のように解釈している節があると思いますが、それはbody laguageの本質を見誤っています
私たちが言葉(言語)で物事を伝えることを言語コミュニケーションというのに対して、それ以外のコミュニケーション
例えば、表情(目の動きや口の形)、手の動作や足の置き方など
こういった非言語によるコミュニケーションを非言語コミュニケーション
(ノンバーバル)と呼んでいます
日本にも、「目は口ほどにものを言う」という諺があるように、口から発せられる言葉以外にもコミュニケーションが取れるというわけです
そもそも言語の誕生は10万年以上前に誕生したと言われています(諸説あり)
ヒトの誕生がおよそ2500万年前に誕生したことを考えると
そもそも私たちヒトはほんの1/250しか言語に頼ったコミュニケーションはとっていないのです
そう考えてみると、body languageはより根源的な遺伝的にも深いところに刷り込まれている言語だといえます
2. Body languageでどれほど印象が変わるのか
視聴したTEDの動画ではいくつか写真の例を使って説明をしていました
これが非常に面白い、かつ、僕らもついつい意識せずにやっていることだったと思い直しました
こちらがTEDでも使用されていた写真です
これ、おもしろくないですか??
上のポーズは力強さ、自信がある感じがするのに対して、
下のポーズは弱さ、自信のなさや虚脱感を伺わせます
この人たちは何も喋っていませんが、身体のポーズだけでここまで表現ができるものなんです
次にこれはどうでしょうか?
表情もあるかと思いますが、真ん中の男性、とても弱そうに見えますよね?
逆に腰に手を当てている後ろの女性は強そうに見えませんか??
構図としては、左後ろの女性>真ん中の男性
という力関係が見えてこないでしょうか??
ここまで見てきて分かった方もいるかもしれませんが、
強そうに見えるbody languageというのは身体を大きく見せるポーズを取ること
例えば、腕を上に突き上げたり(ワンピースのルフィのような)、腰に手を当てたり、脚も開いて立ったり という感じですね
逆に弱そうに見えるポーズというのは、身体の胴体に沿った位置に腕と脚があるようなポーズですね
いわゆる縮こまっているようなポーズです
では、次の章でこれらのポーズが脳に与える影響について見ていきましょう
3. Body languageが与える影響
ここまでみてきたbody languageですが、私たちのホルモン分泌にも影響を与えます
まず、強そうなポーズ、これを取ることで、テストステロン(男性ホルモンとも)というホルモンの分泌が向上し、一方でストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量が低下します
弱そうなポーズをとった場合は、これと真逆の現象が起こるそうです!
筋トレを日々しているような男性にとって、テストステロンの分泌量が増えることは非常に嬉しいことですよね
テストステロンの効果としては、筋肉増大、骨格の発達やチャレンジングな意思決定にも関わってくるそう
一方で、コルチゾールは血圧や血糖値の増加、免疫能の低下、不妊や記憶形成に重要な海馬を小さくしてしまうことも報告されているようです
生体内で作られる物質である以上、これらはバランスがとても大切なのですが(一方が過剰に出てればいいというわけではない)、それでも男性であれば強く見られたいでしょうし、せっかく筋トレをして身体を作るなら効果が大きい方がいいですよね
僕は普段から筋トレをして、食事も肉と野菜中心の生活に変えてきていますが、このTEDの動画を見て、普段の姿勢にも気をつけようと意識するようになりました
心理学者のウィリアム・ジェームズの言葉に
「人は幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」
という言葉があります
これは感情が行動に出ているのではなく、行動をする結果が感情の発生に影響しているんだということを物語っていると思います
この記事を読んでくださっているみなさんも実践して欲しいのですが
口角を1 mmほど普段から上げてみて下さい!
そうすると不思議と幸せというか、いい気分になってきませんか??
僕はなります笑
コミュニケーションのためのツールだけではないbody languageのすごさ、なんとなくでも実感していただけたでしょうか
普段の姿勢から強い男性を目指してこれからも発信をしていきたいと思います!
では、また!