冬に備えよ
寒い。
寒すぎる。
昼間との寒暖差が少なくなってきたことで、冬が来ていることを実感する。
私の冬の過ごし方を少し記したい。
冬は、風呂に浸かってくれ。
冬は、湯船につかるだけじゃなく、入浴剤をいれてほしい。
できればバブの強炭酸のやつ。
ちょっと高めの良いやつ。
自分をいたわってほしい。
肩までゆっくり浸かって、今日も一日お疲れさまって自分の身体に伝えてほしい。
秋を全力で楽しむために、買ってあった金木製の入浴剤をこの時期に入れると、まだ秋を手放せない自分に酔える。
私は、あったかいミカンが好きだ。
お風呂にみかんを入れて、あったまって皮が向きやすくて、
甘みが増したみかん。
こたつにみかんより、お風呂にみかん派。
試してみてほしい。
水分補給にもなるから。
寝る前に体をほぐして。
冬は、あごが攣る。
身体がこわばって、余計に肩がこる。
手足が冷えて、うまく動けなくなる。
だから、マッサージローラーを使って背中をほぐす。
全身が疲れると、背中にガタがくるから。
背中からほぐして、肩、足、腰をゆっくり伸ばしていく。
そして、目をほぐして、頭をほぐす。
かっさで、頭皮マッサージと眼精疲労に効くツボを押す。
食事をゆっくりと食べること。
温かい食事を食べてほしい。
身体を温めて、自分の大切さを食事から伝えてほしい。
大切な私に、食事から栄養を届けるために気遣う。
食事をするとすぐに汗をかく私。
家族との会話が嫌で、早食いをしてしまう。
汗をかくのも好きじゃないから。
でも、時間をずらして、自分を大切にすることはできる。
守ることはできる。
だから、ゆっくりとあたたかい食事をみんなもとってほしい。
ほくほくの肉まんでも、
コンビニのおでんでも、
1人のお鍋だっていい。
私はじゃがいもが好きだから、シチューはほろほろのじゃがいもをたくさん入れる。
感傷に浸れ。
恋人やpartnerがいようがいまいが、
恋愛していようがしていまいが、
back numberを聞いてくれ。
ぜひ、冬にしか味わえない人恋しさを、音楽と一緒に浸ってくれ。
音楽を聴いて、主人公になってほしい。
それで、窓ガラスの外を見つめて、
夕日を眺めたり、
コーヒーを飲む自分に酔ってくれ。
そんな冬の冷たさと温かさを楽しんでくれ。
車で、夜景を見ながら大熱唱してもいい。
電車を待ちながら、手をポケットに入れて、マフラーに顔をうずめて
微笑んでいてもいい。
私は、そんなひとがほかにもいると思いながら、冬を越したい。
セロトニンを分泌してくれ。
冬は、夏よりもセロトニンを多めに分泌できるように心掛けてほしい。
冬は、軽率に病む。
温かさが、それを少しでも緩和できるのであるのならば、
私は、これを読んでいる人が、
今日もぬくぬくのお布団でゆっくりと眠りにつくことができることを
心から願っている。