「慈しむ」を手に入れた!!
いつくし・む【慈しむ/▽愛しむ】
[動マ五(四)]目下の者や弱い者に愛情を注ぐ。
かわいがって大事にする。
「わが子を―・む」
今まで、好きになったバンドは
いくつもいる。
むしろ、普通に今も好き。
そうなんだけれど、BTSへの推し方は、
自分の中の今までと何かが違う。
「このバンドの音楽が好き!」
「ボーカルの声が好き!」
「メンバーがかっこいい!」
こういう感情は、今までにも経験してきた。
もちろん、今もそう思っている。
そして、もちろんBTSに対しても、
「かっこいい」だとか
「すごい」だとか
「尊敬する!」だとか
そういう気持ちはあります。
そんな想いに
プラスαで感じる想いがあるのです。
そのプラスαは「慈しむ」という感情が
近いのかなと思うようになりました。
そう感じたことを書きます。
1、一回り近くある年齢差のせい?
私が今好きだなーと言えるバンドで
おそらく最年長だと思われるのは、
L'Arc〜en〜Ciel。
その次は、TRICERATOPSでしょうか…
TRICERATOPSも、凄く素敵なバンドです。
フロントマンでVo&Gtの和田唱さんは、
ソロで音楽番組に出ていたり、
身内が話題になることが最近多いイメージですね。
今も大好きな曲を置いておきます。
今挙げた、ラルクやトライセラは、
私が中学生くらいから好きなバンドなので、
当時の私からしたら、彼らは遥かに年上の
カッコいいバンドマンのイメージで、
それも今は変わらないです。
そして、BTSに話を戻します。
私はアラフォーなので、
BTS最長メンバーのJINとも
10歳くらい歳が違っていて、
最年少のグクとは一回り以上年齢が違う。
「慈しむ」は「可愛がる」という意味もあるので、
それだけ歳が違う、年下の彼らのことを、
「可愛い」と思っていることも
間違いないと思います。
2、動画で感じる親近感のせい?
ステージ上でのパフォーマンスや、
MVや写真撮影でカッコよく決めている彼らも
とても素敵だと思っています。
ただ、彼らを映す動画コンテンツでは、
彼らが心底では
どこまで許容出来ているのかは分からないけれど、
彼らの「素」に近い部分や、
ほぼプライベートな部分がフューチャーされています。
編集もされているだろうし、
彼ら自身も撮影だということで考えている部分も
あるだろうけれど…
寝起きだったり、食事だったり…
びしょ濡れになったり、
芸人顔負けの転び方だったり、絶叫したり、
難癖付けたり、ムキになったり、
へっぴり腰だったり、意外なものが苦手だったり…
生活している部屋が映ってたり笑
芸能人なんだけれど、彼らの割と赤裸々な部分も
垣間見ているような感覚になり、
会ったことは無いのだけれど、
近所に住んでいる、話した事ないお兄ちゃんよりも
遥かに知っている存在というか…
勝手に親近感を抱いてしまいます。
彼らの人柄というか、
スターになっても気取らない性格なども
あるとは思いますが、
昔から知っている、親戚の男の子みたいな
感覚を覚えさせる。
この感覚、分かる人多いと思います。
私も同じく、アラフォー世代なんかだと特に。
3、自覚したのはNYへの渡航
つい先日、彼らは国連への出席の為にNYへ。
その時に、思ったんですよね。
韓国を出国した!
今はどの辺りにいるのかなー直行便なのかな、
無事にNYに早く着かないかなー!!
…え、何この感情。
今まで、
好きなバンドが世界でツアーをやっていても、
凄い規模になってるな、
頑張って欲しいなとか
そういう感情しか思った事が無かったんです…
だけど、BTSに関しては、
薄々は思っていたのですが、
時差ボケ凄そうだけど、体調とか大丈夫かな?
スケジュールとかキツくないかなとか、
身内(おこがましい)を心配するような感覚が
生まれてきているようでした。
そして、38年間生きてきて、
初めてリアタイで
国連のスピーチなるものを観ました。
人生の中で、国連でスピーチをするような人は
世界中でどの位の割合いるのでしょう。
本当にすごいグループなんだなと
つくづく思いました。
メンバーの1人が、
スピーチ中に一瞬詰まってしまって、
すみません、と一息置いて、
深呼吸するシーンがありました。
国連でのスピーチ中の緊張感が
物凄く伝わってきました。
私も日本で画面越しで観ているだけなのに、
思わず拳を握りしめました。
すごい!
すごく頑張った!!と
誰目線か分からない←感情を持ちました。
本人や、グループとしては色々と
思うところがあるかもしれないですが、
私は逆に、普段とは違う重圧と戦い、
それを乗り越えようとしている姿に
とても心打たれました。
元から好きだけれど、あのシーンを観てから、
ジミン氏が気になって仕方ないです。
4、「慈しむ」は全世界共通だった?
以前にも書きましたが、
彼らもARMY(ざっくり言うとBTSのファン)に
向けて色々な気持ちを
発信してくれています。
Twitterなどで色々なツイートを見かけても、
彼らを称賛する声やツッコむ声と←
同じくらいに、彼らを心配する声も多く
見られました。
あぁ、みんなが彼らを愛して、
それと同じくらい彼らのことを心配している。
この感情は自然なことなのかなと、
ストンと腑に落ちました。
私の場合は、
歳の差(彼らがすごく年下)だったり、
動画を見たりして勝手に親近感を持っていて、
何だか親戚の様な気持ちになっている、
というのもありそうです。
まぁ、何だかんだ言っても、
結局は、凄く彼らのことが好き。
この一言に尽きると思います。
これからも世界で活躍しつつも、
彼ららしさを忘れずに、
元気に健やかに過ごしてもらいたいですね。
私も日本で彼らを応援しつつ、
見守るとは少し違うかもしれないですが、
彼らの心身共の健康を願い、
慈しみながら?
これからも想いを馳せたいと思います。