次女には次女の事情
長女が幼稚園の親子行事にママを指名したので、次女とお留守番をした。
家族全員で行っても良かったんだけど、本人がお留守番を希望したらしい。
ここ数日、次女はだいぶ手がかかるようす。
思い通りにならないとすぐに泣いてしまうのが、エスカレートしてきている。
ちょっとだけ覚悟して次女担当を拝命した。
蓋を開けてみれば、まったく手こずらなかった。
夜用の米を精米している時は、興味津々にずっと覗き込んでいた。
茶色い米がだんだん白くなるのは何度目でも不思議だ。
自分もよくのぞき込む。
外遊びものびのびできたし、折り紙もカードゲームも楽しく遊べた。
結局、次女はもっとかまって欲しかったんだな。
マンツーマンで接してあげれば、いたって平和。
延々とブランコに乗り続け、気が済んだら自分から帰ると言う。
公園から引き上げるときの攻防すらない。
なんて扱いやすい。
二人姉妹なら、親のリソースは単純に半分だ。
どんなに頑張っても、二人の要求が一致しないと、時々で優先順位をつけて対応しなくてはならない。
そうでなくても、平日は大人の段取りがあるのでなかなか思い通りには動けない。
さらに、姉妹同士のぶつかり合いもしょっちゅうだ。
自分より身体が大きくて、知能も高いやつにずっとマークされてたら、そらしんどくもなるわ。
姉は姉で、歳下のクセに対等だと思って全部張り合ってくる妹に疲れることもあるだろうし。
それが兄弟姉妹の良さだし、社会性も身につくからいいんだけど。
一人っ子がいいかとか言う話じゃない。
トレードオフで考えずに、時々で使い分ければいい。
今回みたいに姉妹を半日くらい引き離して対応するしてあげるのは、擬似的に一人っ子の良いところを使うことができる。
赤ちゃん返りとか、下ができると上の子のケアを考えがちだけど、下の子だって大変だ。
「自分が1番次男」のだんご三兄弟に重ねて、第2子は我が道を行くタイプとか言われてしまう。
もしかしたら、それは上の子がいる中で自然と身につく生き残り戦略かもしれないなと思う。
優先順位を付けずに、しっかり向き合える時間をどちらにも作ってあげるのが大事だし、これから定期的に別行動の時間を作ろうと思う。
そのためには、親に心の余裕がないといけない。
今週のパパは飲みに行ったりライブに行ったりしたからMPに余裕があったのだ。
子供も大人も、ずっと一緒より、たまに離れた方がいいんだな。
午後から合流して、また仲良くあそび始めた。
寝る前にはおもちゃの取り合いでケンカしてたけど…
それもまぁいいさ。