【日録2024 extra】モチベーション論争の続き
今月の上旬頃、モチベーションについて考えました。
しかしスッキリしないところがあり、その後もずっとモチベーションというか、動機というか、「なぜ?」という部分についてよく考えていました。
そして今日聞いたとあるポッドキャストにて、ピンとくる話があったので紹介させて頂きます。
それがこちら。
こちら本noteではお馴染みの"Mind Pump"というアメリカのフィットネス系番組です。
このエピソードはArthur Brooksという著者がゲスト出演しており、この著者による「幸せとはなんぞや?」をテーマにした本がバカ売れしているらしく、このエピソードでも「幸せとは?」についてあれこれ話を話しています。
そして、Brooks氏がとある話を紹介してくれました。
Brooks氏は人生に思い悩んでいる人の相談にのることがあるらしく、これは金融界を代表するとある凄まじい人の話とのこと。
この人は飛ぶ鳥を落とす勢いで猛進中、起業が大成功して、富も名声も手にした超成功者らしいです。
しかし、どれだけの成功を収めても虚しく、心の虚無が埋まらず、酒やドラッグに溺れかけていると。
Brooks氏曰く、明らかに人生のバランスが崩れているので、会社を手放すことであったり(資産は十二分にあるので)、一旦今の人生をリセットすることを勧めたそうなのですが・・・
結局、その人は方針を変えることなく、そのまま人生を歩んでいくことに決めたそうです。
Brooks氏が印象的だったと話していたのが、この人が散々考え抜いた末に辿り着いた
「私は幸せになるより、特別な存在でありたいんだと思う」
という答えです。
これには私、ズキューーーンときまして、スタジオ内のメンバーも「うぉー」と唸っていました。
私の説明文だと物事の経緯などうまく説明できないので、「は?」という感じかもしれませんが、私はこの話を聞いて心の柔らかい場所をツン!とつつかれた気分になりました。
というのも自分にも思い当たる節があります。
以前の投稿ではここまで深堀できませんでしたが、自分にも「特別な存在であることを証明したい」というエゴが間違いなくあると気が付きました。
ただそのエゴのボリュームは上述した人に比べたらごく小さくて、もはや他人からどう思われるかは気にしていないのですが、自分に対して自分が特別だと思えればそれでいい、くらいです。
なので写真なども載せていないのですが・・・
(別に他人から凄い!と言われたい訳ではないので写真は載せない、と)
(プライバシー云々もありますが)
(そもそも写真を載せられるほど自分の身体に自信が無いのですが・・・)
それにこの人はもはや人生のバランスなどどうでも良くて、自分がメチャクチャになってでも富や名声を手にし続けたい、という考えです。
私如き、どうがんばってもそこまでの富や名声は手に入れられないのですが、それよりも家族の存在であったり、自分の健康であったりを大切にしたいとは思います。
なので本当に小さい米粒程のものなのでしょうが、それでも「特別な存在でありたい」というエゴは私の心の中に存在するんだろうなと気がついた次第です。
そして問題なのは結局のところエゴが動機に混じっていると、辿り着く先で虚しくなってしまうということ。
上述した人はそれが故に富や名声を手にしても、まったく幸福になれない訳です。
私の場合、エゴは米粒サイズなので大した問題にはならないと思いますが、常々自分の考え方というのは精査すべきだと思いますし、なるべくピュアな考えに浄化していかなくちゃなと思いました。
これに関連して日々の記録を付ける付けないであったり、他にもいろいろと考えていることがあるのですが、それはまた別の機会に。