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BOOKノート【B】

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2020年3月の記事一覧

すごいメモ【bookノートB 】

「見やすいメモの取り方がわからない」

「メモを取ったはいいけれど、その後見返したことがない」

こうした経験をしている人は多いだろう。

メモは単なる過去の記録ではなく、「未来の自分」に向けたメッセージ。

「まとメモ」は情報を上手にまとめて仕事の効率を高めるメモであり、簡単な記号を使い、吹き出しを書くだけで見やすいメモが完成する。

「つくメモ」は、既存のアイデアを組み合わせて斬新なアイデアを

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逃げる力【bookノートB】

「逃げる」という言葉には、どうしてもネガティブなイメージがつきまとう。

逃げる人は辛抱がない、根性なしだと評価されてしまうことも少なくない。

しかし、ブラック企業で働いている場合やストレスフルな人間関係に悩まされているとき、天災や軍事衝突の危機に陥ったときはどうだろう。

むしろ積極的に逃げるべきであることは、言うまでもない。

人は追い詰められると思考力が低下して逃げるという選択肢が頭から抜

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天才を殺す凡人【bookノートB】

人には「天才」「秀才」「凡人」の3種類がある。異なるタイプ間には「コミュニケーションの断絶」があり、天才は凡人に殺されることがある。

コミュニケーションの断絶を引き起こしているのは、3つのタイプによってそれぞれ異なる「軸」だ。

異なる軸を持つ人同士のコミュニケーションが成立するのは、異なる才能を併せ持つ「アンバサダー」と呼ばれる人たちのおかげだ。

凡人の中には、「共感の神」がいる。「共感の神

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身近にいる「やっかいな人」から身を守る方法【bookノートB】

やっかいな人のパターンを知っておくと、それに応じた対応ができる。

やっかいな人に対処するには、相手の異常さを受け入れ、それに合わせて対応する「積極的な従順」が有効だ。

状況によっては自分自身もやっかいな人になりえる。

自分のやっかいな部分に向き合うことが、相手からの攻撃を防御し、建設的な対話への一歩となる。

やっかいな人に向き合う手段には、穏やかなもの、挑戦的なもの、少々危険を伴うものまで

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シンプルに考える【bookノートB】

「ビジョンはいらない」

「モチベーションは上げない」

「イノベーションは目指さない」

「ビジネスの本質は、ユーザーが本当に求めているものを提供し続けること」

ユーザーのニーズに応える情熱と能力を持つ社員だけを集め、彼らの能力が最大限に発揮される環境づくりに注力する。

「自分の感性で生きる」

「ライバルではなく、ユーザーだけを見る」

「覚悟を持って過去の成功を捨てる」

ビジョンを掲げ

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アウトプット大全【bookノートB】

読書などでいくらインプットしても、アウトプットしなければ記憶として定着することはない「自己成長」はアウトプットの量にこそ比例する。

アウトプットが苦手な人は、まずは「話す」ことから始めよう。

読んだこと、聞いたこと、自分が体験したことについて第三者に話してみよう。

「話す」ことに比べて「書く」ことのほうが、圧倒的に記憶に残り自己成長を促す。

書くことで脳に信号を送り、集中力を高め、積極的に

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ずるい考え方【bookノートB】

「ラテラルシンキング」という言葉をご存知だろうか。

それは、どんな前提条件にも支配されない自由な思考法である。

本書で使われている「ずるい」は、思いもよらない発想で周囲を驚かせ、課題を鮮やかに解決することに対する褒め言葉である。

常識や思い込みは、ラテラルシンキングの天敵である。

問題の前提を疑い、問題解決につながる選択肢はすべて正解だととらえることが、自由自在な発想につながる。

ラテラ

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地頭力を鍛える【bookノートB】

コンサルティング会社の面接試験で出題されることで有名な「フェルミ推定」

「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」

「世界中で1日に食べられるピザは何枚か?」

こうした途方に暮れそうな問いの解決策を、概算によって導き出すのがフェルミ推定である。

地頭力とは、「情報を選別して付加価値をつけていく力」であり、あらゆる思考の基本となる知的能力を指す。

地頭力の高い人は、どんな難局に置かれても、知識

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