【読書感想文(1)】「悪いものが、来ませんように」を読んで

おはこんばんにちは。あらかきえみです。

現在、通勤時間は、片道1時間強。
乗り換えを含めて、電車での移動時間は30分ほど。その間、私は本を読んで過ごしています。

…といっても、最近、読み始めただけで、それまではスマホばかり触っていました。
ということで、本に詳しいわけではありません。
むしろ、文庫本素人です。
そんな私ですが、読書記録として、カタチに残して行けたらと思っています。
おすすめの作家さんや本などがありましたら、
ぜひ、お教えください！

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「悪いものが、来ませんように」芹沢 央

この本を選んだきっかけは、ずばりタイトルが気になったからです。
あと、意味深な表紙も気になり手に取りました。

この物語の鍵となるのは、
助産院勤務の紗英と、育児中の奈津子。

すごく仲の良い2人の関係が、少し異常と感じつつも
クセのある女性2人だからお互い惹かれたんだろうな。
ぐらいに考えていました。

様々な登場人物が、インタビューを受けているという視点で描かれる部分もあり、
正直、はじめのうちは、物語の筋が、なかなか理解できませんでした。
(私の読解力のなさが原因ですが…)

そして、読んでいて感じた小さな違和感が、大きなどんでん返しとなって、
思わず小声で「おおっ」と言ってしまいました。
そして何度もページを行ったり来たりして、違和感の確認をしていました。

最後に…
文庫本初心者の私が、独断と偏見でおすすめ度を表したいと思います。
★★★★☆

悪いものが、来ませんように (角川文庫)