ネガティブな事実をポジティブに変える
先日、【情報過多の時代に必要な「自分のモノサシ」の育て方】という記事を書きました。
その中で強調したのが、「考える」ことの大切さです。
現代は情報があふれていて、何を信じ、どう行動するか迷うことが多いです。そんな時こそ、自分で考え、「なんでこうなってるんだろう?」と問いかける習慣が重要です。そのプロセスを通じて自分の価値観や判断基準が磨かれていきます。
ネガティブな情報との向き合い方
物事を深く考えることで、ポジティブなこともネガティブなことも頭をよぎります。特にネガティブな事実に触れると、不安に押しつぶされそうになることもあります。「あーこんなことだったら、知らなきゃよかった💦」と思う瞬間も…。
私は常々、ネガティブな事実をポジティブに捉える工夫をしてみるのはどうだろうか?と考えています。
たとえば、ネガティブな事実を知り、今の状況が良くないと感じたとします。しかし、その状況を「将来こうなるかもしれない」とポジティブに空想してみるのも一つの方法です。このように考えることで、新しい視点が生まれ、前向きな気持ちになれることがあります。たとえ今は悪い状況でも、「こうすれば良くなる」と考えることで、行動に繋がります。だからこそ、ポジティブに捉える姿勢は大切だと思うのです。
ゴールを設定して未来をイメージ
ポジティブに捉える力を育てるには、ゴールを明確にすることが大切です。「自分は将来どうなりたいか?」「どんな環境で暮らしたいか?」などを具体的にイメージします。
「世界情勢が不安定」「あのウイルスの発生以来、不透明な時代になった」「増税ばかり…」「不況…」と、ネガティブな事実を挙げればキリがありません。しかし、「ここを改善すれば良くなるのでは?」「将来的にこうしたら暮らしやすい世界になる」と前向きに考えることで、心の持ちようも変わるはずです。具体的でなくても、自分なりに未来をイメージすることで、新たな視点や解決策が見えてくることがあります。
漠然とした不安を抱える時代だからこそ、自分が望む未来を何度もイメージしてみましょう。たとえば、「社会が潤い、みんなが笑顔で、安心して暮らせる」ような世界を思い描く。その繰り返しが現実を引き寄せる第一歩になるのではないでしょうか。
ポジティブな視点を持ち続ける
どんな困難な状況でも、一瞬でもポジティブに考えることが大切です。たとえ「もうどうしようもない」と感じる瞬間があったとしても、遊び心を持って「こうなったら面白いかも!」と軽い気持ちで未来を想像してみてください。すると、現実の状況が少しずつ変わっていく感覚を得られるはずです。
ポジティブな視点を持つことで、次の行動への原動力が生まれます。これにより、物事をより深く考え、ポジティブな情報もネガティブな情報も自分の糧として活かせるようになります。それが、より良い方向へ進むための大切な力になるのです。
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