三国志ラップ ~曹操孟徳~
俺は孟徳 魏王の曹操
猛毒吐いて 勝ち抜く競争
戦ってやるぜ 数ある抗争
天使を助けて 担うぜ丞相
奉先たおした 下邳での戦い
劉備をけちらす 小沛の戦い
袁紹やぶった 官渡の戦い
たまには負けるぜ 赤壁敗走
俺の集めた 仲間は優秀
ブランドいらねー できるやつ招集
荀彧 曹仁 郭嘉 に 許褚
司馬懿 に 典韋 張遼 夏侯惇
スーパー戦略 孫氏の兵法
つかんでやったぜ 雄たけびAy-Oh
多彩な戦術 繰り出すRainbow
天下を統一 させるぜ栄光
by ゲルゲ
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前回、初めて三国志をラップにしてみました。
今回は第2弾。
「魏」の礎を築いた曹操の登場です。
三国志での人名は、〈 姓+名+字 〉で1セットとなっています。
例えば、曹操孟徳の場合、曹が〈姓〉、操が〈名〉、孟徳が〈字〉になります。
〈名〉を当人に向かって呼びかけるのは失礼だとされていました。
そこで、親しい間柄での呼びかけなどに使われたのが〈字〉というものなのです。
ドラマを観ていると〈字〉で呼ぶシーンがよくあります。本や解説書などでは人物を〈姓〉と〈名〉で表記する場合が多いです。
今回登場した、主な人物を〈 姓+名+字 〉で表記します。
↓ ↓ ↓
曹操孟徳 曹〈姓〉、操〈名〉、孟徳〈字〉
呂布奉先 呂〈姓〉、布〈名〉、奉先〈字〉
劉備玄徳 劉〈姓〉、備〈名〉、玄徳〈字〉
袁紹本初 袁〈姓〉、紹〈名〉、本初〈字〉
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「孫氏の兵法」のところは、「ヘイホー」もしくは「エイオー」って感じで、掛け声で韻を踏もうと思ってました。で、色々考えていたところ「Ay-Oh」が閃いたのです。
「Ay-Oh」は、伝説のロックバンド・クイーンのフレディマーキュリーが、ライブで観客と掛け合いするときに発する言葉です。2018年に公開された映画『ボヘミアン・ラプソディ』でもそのシーンが登場します。
「Ay-Oh」が閃いた時、「これだ!」と心の中でガッツポーズをしてしまいました(笑)
まさか三国志とクイーンがリンクするなんて(笑)
韻を踏んでいくと、こんな風に、思ってもいなかったことに出会えるんですね。なんか、プレゼントを貰えたというか?(笑)こういうのが韻踏みの面白いところですね!
三国志ラップはまだまだ続きます😎⚔️