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廃業の準備を通じて改めて実感した「感謝」の大切さ

「感謝は大事だ」と頭では分かっていたものの、その大切さを改めて実感しています。

私は今年の11月30日で廃業しました。10月末から廃業に向けての作業を進める中で、いろいろなことに気づかされました。

廃業に向けてお客様への案内文を作成し、郵送作業を行っていました。かなりの数があり、体力的にも精神的にも負担が大きい作業です。私自身、関節リウマチを抱えているため、体が痛むことも多く思うように進まない場面もありました。こうした状況の中で、時にはイライラしたり焦りを感じることもありました。

そんな時、お客様とのこれまでのやり取りを思い出し、感謝の気持ちを持つことで気持ちが和らぐのを感じたのです。過去には、クレームをいただいたり失礼な態度を取られたりと、嫌な経験もありました。しかし、そうした出来事を振り返る中で「あの時、このお客様が教えてくれたことがあったな」と、良い面に目を向けることで新たな感情に気づかされました。

さらに、業界内での人間関係についても考えることがありました。スタッフの中には、私に対して価値観を強引に押し付けてくる方もいましたが、同時に、困難な仕事を手伝い、助けてくれた場面もありました。相手の行動をすべて否定するのではなく、その中の良い面に目を向けることで、自分の気持ちが変わり感謝の大切さを改めて実感しました。

もともと「感謝は大事」という考えは持っていましたが、今回の廃業準備を通じてその思いがさらに深まりました。この経験を、この記事として残しておきたいと思います。


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