<瞬間音楽>The Rolling Stones の「Dance (pt 1)」
調子に乗って <瞬間音楽>第3弾をお届けします(笑)。※<瞬間音楽>とは「この曲のこの一瞬が好き!」という、そんな瞬間のことを指します。
今回も The Rolling Stones から、僕の大好きな曲「Dance (pt 1)」の紹介です。この曲はアルバム『エモーショナル・レクキュー(1980年リリース)』のオープニングナンバーとして収録されています。
この曲はストーンズ本来のロックサウンドに、ディスコやファンクの要素を取り入れた独特で感染力あるサウンドが特徴で、バンドの多様性とジャンルを超越した音作りの凄さを語っています。
そして、僕の耳から離れないところが、何かの楽器による「ウフフフホフホフ♪ウフフフホフホフ♪ ウフフフホフホフ♪ウフフフホフホフ♪ 」というフレーズです(笑)。音を言語化するのは難しいな…😅
楽器が何なのか分からないです。シンセかな? ChatGPT に聞いてみてもネット検索しても分からなかったです。イメージとしてはジャングルの中で踊るときに使われそうな音とフレーズって感じ。
では、聴いてみましょう。「ウフフフホフホフ♪ウフフフホフホフ♪ ウフフフホフホフ♪ウフフフホフホフ♪ 」は、2:28 2:46 2:55 3:17 3:26 のところにあります(笑)。
この『エモーショナル・レクキュー』は、リリース当時、賛否両論の評価を受けました。ディスコ、ファンク、レゲエ、パンク、ニューウェーブなど様々な音楽要素が取り入れられており、伝統的なストーンズのスタイルを好むファンには必ずしも受け入れられなかった部分もありました。
しかし、僕にとってはとても魅力的なアルバムだったのです。オープニングナンバーはディスコ調の「Dance (Pt. 1)」。続く2曲目は本来のストーンズのノリ。そして3曲目がレゲエ。多様なジャンルが展開されます。シングルカットされた「Emotional Rescue」はブラックミュージックですね。ほかにもニューウェーブ調の曲もあり、なんか聞き始めのころは掴みどころがなく感じたのですが、僕自身レゲエやニューウェーブが好きでしたので、聴いているうちにだんだん良さが分かってきました。
ストーンズのすごいところは、様々なジャンルに挑戦しながら、それぞれのジャンルをストーンズらしく消化していく点にあるということです。決して他ジャンルに飲まれない。すべてを彼らのペースにしていく。誰にも真似ができないしっかりとした彼らのスタイルがあるからでしょうね!
いずれにせよ、この『エモーショナル・レクキュー』というアルバム。そして「Dance (pt 1)」という曲。僕の中ではストーンズのベスト3に入るアルバムと曲です😎