情報は点・知識は線・知恵は面
今回もシンプルにタイトルに沿った内容で書いていこうと思っています。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
とは言え、少し掘り下げさせてください。
タイトルからあなたが感じた感覚と、私が感じている感覚。
正解・不正解はないと思うので、似ているところ、違うところを見つけてほしいと思います。
そして、違いが見つかったのなら、ぜひコメントいただけると嬉しいです。
それでは本題に入ります。
…あ、余談ですが、本日2回目のワクチン接種してきました。
今現在、4時間ほど経過しましたが、すでに腕の痛みが明らかに増してきました(;´・ω・)。
ですから、今日はいつもより早めに投稿して、悪化してきた場合に備えたいと思いますm(__)m。
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情報は点
いきなりですが問題です。
第1問:スリランカの首都は?
第2問:会計手続き上、資産は時間が経つにつれて、その価値が減っていくという考え方を何と呼ぶか?
第3問:保険業法で定められた保険会社の経営の健全性を測る指標の一つで、通常の予測を超えたリスクに対する支払余力がどの程度あるのかを判断するものの名称は何と言うか?
…はーい、時間切れです。
3問とも解けた方はどれくらいいるでしょうか?
正解は、「スリジャヤワルダナプラコッテ」「減価償却」「ソルベンシーマージン比率」でした。
ここで大事なのは、正解できたかどうかではなく、今回のクイズのように、単語や用語を知っている、という状態を「情報」と定義すると、各学問領域の「点」を把握しているに過ぎないということです。
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知識は線
またまた問題です(・ω・)。
Q1:PDCAサイクルを45文字以内で説明してください。
Q2:「ためらう」を用いて例文を作ってください。
Q3:「AI」「2045年」「超越」から連想される技術的特異点を英語で何と呼ぶか?
はーい、一問ずつ見ていきましょう。
A1:計画を立て実行し、工程を振り返ることで改善点を洗い出し、次の計画に反映すること。(40文字。あくまでも解答例です。)
A2:noteで過去の体験を赤裸々に語るのは、さすがにためらう。(解答例)
A3:: technological singularity、または、単純にsingularity(シンギュラリティ)
3問目は単語(用語)の連想でしたが、残りの二問は、単に言葉を知っているだけでは答えられない問題だと思います。
つまり、知っている単語や用語をカテゴライズしていたり、意味合いや言葉同士を紐付けることを「知識」としました。
紐付ける、というキーワードから、点と点を繋げる「線」と表現しました。
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知恵は面
…あ、もう問題は面倒なので出しません( ̄▽ ̄;)w。
知恵とは、情報と知識を幾重にも折り重ね、応用力を備えた対応ができる状態を指します。
また、応用と似ていますが、ある領域で得た知識を別の領域にも活用することを転用と呼び、これも言葉で表すのであれば「知り尽くした」状態を指すと考えます。
情報・知識・知恵…と書いてきましたが、個人的には、さらに上位の概念があると思っています。
それは、一つは「共有」です。
他者の知識や知恵と相乗効果を発揮する概念で、シェアとも呼ばれ、先ほどの転用を、よりダイナミックに展開するカギとなる要素かもしれません。
もう一つは…ちょっと言葉が見当たらないので概念のみで…(;´・ω・)。
知恵を平面として考えると、高次の概念は立体構造を想像するかもしれませんが、私は平面の階層構造化が立体として捉えられるのではないかと考えています。
要するに、多面的という言葉は理想論であって、一人の人間には思考の偏りや固定観念が必ず存在します。
それらを突き抜けて多面的に物事を捉えるというのは、一般的ではないと思うのです。
ですから、知恵の階層構造という、平面の規則的な積み上げが、現実的な知恵の上位概念だとしました。
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今回は概念的な話だったので、掴みどころのない話に聞こえたかもしれません。
しかし、想像力を鍛えることは、人間としての可能性を拡張してくれる行為だと思います。
他人に伝わらずとも、自分の中に軸となる思考があれば、それはきっと日々の学習で得られる知恵以上の力を発揮する、あなただけの能力なのだと思います。
技術の前に思考を磨く、という考え方をお伝えしました。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。