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「学園ラブコメマンガ」について語らせてください|ω・)ノ
最近は、全くと言って良い程「マンガ」を読む機会は減りましたが、3年ほど前までは、土日になると「マンガ喫茶」に入り浸るという生活をしていました( ̄▽ ̄;)。
そんな「元・マンガ愛読者」の私の好きなジャンル「学園ラブコメ」について、今回は熱く語ろうと思います(笑)。
「なぜ、ラブコメを推すのか?」から始めて、「ラブコメから学ぶ人生観」という壮大なテーマまで、できるだけ2,000文字くらいにまとめてみようと思いますので、お付き合いいただけると幸いです。(…書き終わりにカウントしたら2,400文字超えてました(笑)。)
それでは、見切り発車ですが、書いていこうと思います。
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「なぜ、ラブコメを推すのか?」
最近のスマッシュヒット・マンガと言えば、「鬼滅の刃」ですよね…。実は私、観ていませんが、どうか「キメハラ」はお控えください(/ω\)。
今や国民的アニメの一つとなっている「ワンピース」など、少年誌の王道と言えば「バトルもの」という方も多いでしょう。
ここで余談です(=゚ω゚)ノ
「王道」と似ている言葉に「覇道」があります。両者は下記のように区別されています。
王道とは先王 (王者) の行なった道徳政治、覇道とは春秋時代の覇者の行なった武力による権力政治。
この引用文を鑑みると、「バトルもの」は「王道」というより「覇道」に近い領域だと思いませんか?
「覇道=バトルもの」であるならば、「王道マンガ」とは何でしょう?
…これは、個人的には「日常マンガ」と呼ばれるジャンルが相当すると考えています。
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「日常マンガ」とは?
あなたが考える「究極のマンガ」とは、どんなものでしょう?
幾人かの漫画家さんが考える「究極のマンガ」とは、「日常風景を面白おかしく描写すること」だそうです。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」が、多くの漫画家さんにとって指標となっているのは、長寿マンガだからという側面だけでなく、「日常マンガ」として、一つの完成形であるとされるからです。
そんな「日常マンガ」の一領域が、私の推す「学園ラブコメマンガ」なのです。
では、「学園ラブコメマンガ」の何が良いのか?
私の勝手な推測ですが、数多あるマンガのジャンルの中で、もっとも「ハッピーエンド率」が高いのが、少年誌に掲載される「学園ラブコメマンガ」だと思っています。
趣味嗜好は一人ひとり違うと思いますが、私としては「なんで娯楽で疲れなきゃならないんだ(;´・ω・)」という前提条件があります。
なんだかよく分からない用語だらけの細かい設定があったり、登場人物の人間関係が複雑だったり、ひたすらグロいとか、ちょっと好んでは観ないです。あくまで息抜きなので、楽しく過ごしたいじゃないですか(*'▽')。
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「学園ラブコメマンガ」のすごさは、書き手の視点に立つと分かる。
マンガで重要な要素と言えば、「魅力的なキャラクター」であったり、「先の読めないストーリー展開」であったり、「作者の画力」であったりしますよね。
「学園ラブコメマンガ」のすごいところというのは、どんな作者が書いても、「学園」で「ラブ要素」がありつつ「コメディ」という舞台設定が決まっているところです。
…あれ(;゚Д゚)、私一人で突っ走ってます?
…まあ、話を進めます(笑)。
「舞台設定が決まっている」ということは、「キャラクターに魅力があるかどうか」のウェイトが大きいということです。
つまり、漫画家の「画力」と「キャラ設定」…言い換えれば「マンガ家の力量」が全てといってもいいのです。
先ほど挙げた「バトルもの」や、最近のアニメで多く見られる「異世界ファンタジーもの」というのは、「なぜか分からないけどヒットする」こともあれば、「なぜか分からないけど人気がない」ということもあります。
ですが、「学園ラブコメマンガ」には、それがありません。
人気が出るには、明確な理由が存在するのです。
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「ラブコメから学ぶ人生観」
まだまだ語りきれない魅力満載なのですが、まとめに向かっていきましょう。
繰り返しになりますが、「学園ラブコメマンガ」というのは、「学校が舞台」という、一つの制約の上に、各漫画家のセンスが積み重なって完成されます。
制約があることで、コモディティ化してしまう可能性が高いにもかかわらず、各世代において代表されるマンガがあるのはなぜでしょう?
「バトルもの」や「異世界ファンタジーもの」というのは、実は「制約の少ないジャンル」です。
ですから、多くの人はここを目指します。レッドオーシャンであるにも関わらず…。
それは、自身の能力を過信しているか、運の要素を加味したいと思っているかのどちらかではないでしょうか?
先ほど、「制約の少ないジャンル」では、「なぜか分からないけどヒットする」こともあれば、「なぜか分からないけど人気がない」ということもあると書きました。
これって、ビジネスの視点に置き換えることができるのではないでしょうか?
「企業に勤める」という制約のもと活躍していた人が、制約からの脱却を求めて起業したとします。
自由ともいえる環境を手にしたその人は、制約があったときより活躍できる可能性は高いと言えるのでしょうか?
おそらくは、勤めていた時とは別の軸に制約を置くことが、活躍するうえで必要だと私は思います。
人は自由を求めますが、自由がままには生きられないのも人なのです。
「制約」ともいえる「利己<利他」であったり、「社会的立場」があるからこそ拓ける道があるのだと思います。
…とまあ、いきなり話が堅くなりましたが、マンガという娯楽からも、たくさんの学びはあります。
要は、娯楽のまま楽しむか、娯楽も成長の糧とするかの違いだと思うのですが、この差は、かなり大きいのではないでしょうか?
私は、生きる上で大事なことの多くは、マンガから学んだと思っています。
ぜひ、あなたも、好きなマンガから、多くを学んでみてはいかがでしょうか?
ということで、今回の投稿は以上です。