「言葉遣い」は「心遣い」
ようやくまとまった時間が出来たので、皆さんの投稿を読みながら「スキ」を押して徘徊していたのですが…Webページの更新ボタンを押すと、押したはずの「スキ」が押されていない、といった現象が起こっており、パ二クっています(;´・ω・)。
…とりあえず、ちゃんと押した状況になるまで、何度でもチャレンジしますが、万が一、皆さんの「お知らせ」に「スキを押されました」が何度も表示されていたら…お邪魔してますm(__)m、と、ここで申し上げておきます(汗)。
さて今回は、以前にも似たような内容は書いていますが、「言葉遣い」には、発信者の心が現れている、ということを書いていこうと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
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余談ですが、固定回線電話が減少の一途を辿っているようですね。
若い世代の方の中には、「固定電話」そのものを知らない方も増えており、上記の写真のチョイスを間違えたのではないか?という懸念から、このような話を挿入してみました(笑)。
上記の参考記事では、固定回線の契約数が、ピーク時の3割まで減少しているとのことです。
(下記は総務省のデータ)
( ̄д ̄)…もう「黒電話」に代表されるダイヤル式電話は化石扱いなんですよね~。
あの「ジリジリジリ…ガッチャコォォォォン」という、分かる人にしか分からない独特の音が、お茶の間の話題になることもないのかと思うと、少し寂しいものです(>_<)。
…以上、余談でした(笑)。
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突然ですが、あなたは友人と楽しく話していたはずなのに、話しているうちに相手を傷つけてしまった…という経験をしたことはありませんか?
ちょっとした言葉の選択の掛け違いで、相手を傷つけてしまったことがあると、人との対話そのものが怖く感じてしまうこともあると思います。
私も、全く悪意がないのに、相手を傷つけてしまい、ひどく悲しませてしまった経験があります。
本当に言葉というのは難しいものです。
お互いに感情や想いを伝えるには、言葉を「知っている」「選択できる」「状況に合った話し方ができる」といった細かなスキルが必要となります。
これらは、今では多くの書籍などによって様々な対処法が紹介されています。
「話し方」ですとか「伝え方」、「プレゼン力」といった言葉を耳にしている方も多いと思います。
一方、受け手(聴き手)も同様に、言葉について「知っている」「ニュアンスを理解できる」「話しやすい状況を演出できる」といったスキルについて、多くの場所で学ぶ機会を得ることは、容易にできます。
ですが、スキルを学ぶことに傾倒していると、本質を見誤ってしまうことも多々あります。
「対話」の本質とは、何でしょうか?
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人は言葉を媒介に心を通わせる生き物である。
(*´ω`*)…ちょっと名言っぽく書いてみました(笑)。
要するに「心」という目にすること出来ない存在を、相互に確認できる数少ない行為であると私は考えます。
これが本質だということは、多くの方が当たり前に気づいていることでしょう。
ですが、先に述べたスキルに傾倒してしまうと、「在るべき心の姿」がないまま対話が始まってしまいます。
良くない例ですが、異性に好かれたいからと言って、上辺だけの言葉を並べたり、心理学や脳科学を活用して、思ってもいない言葉を吐くといった行為をしたりしていませんか?
確かに、言葉には力があり、ルックスやファッションのように、自分を飾る要素もあると思います。
うろ覚えですが、「”言葉”は異性をかどわかす為に堕天使によって、もたらされた術」といった宗教的文献もあったように思います。
こういった行為の結果、人は自ら「在るべき心の姿を伝える媒介物」であった言葉に疑惑を念を持つようになりました。
…なんだか、悲しいことですよね(・ω・)。
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「心遣い」から立ち返ろう。
私たちは、いつから言葉に遣われるようになってしまったのでしょう?
上辺だけの言葉を多用するあまり、自分自身の心も分からなくなってしまっていませんか?
言葉が持つ本来の性質は、「心」という目にすること出来ない存在を伝えることができる、素晴らしい天からの授かりモノだと思います。
特に日本語は、世界的にみても「美しい言葉」とされています。
それは、「”心の機微”まで、いかに相手に伝えるか?」という「心遣い」の表れだからです。
「拙くても響く」
これこそが、言葉の力です。
上手に(スマートに)伝えるためのではなく、相手の顔色を窺うためでもなく、ましてや、相手を貶めるためでもなく、ただ純粋に、相手を想う自分の心を伝えるために、言葉は存在しているのではないでしょうか?
ぜひ、新たな年を迎えた今という機会に、自分の心と言葉がちゃんとリンクしているか、自ら問いかけてみてはいかがでしょうか?
そして、素直な気持ちで、日頃からお世話になっている方に、想いの丈を伝えてみてはいかがでしょうか?
あなたにとって、素晴らしい一年になりますように…。
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。