#読書感想文 No.19
今回は、二つの本に共通するキーワードについての話です。
どちらも、これから「何か」を学びたいという方にお勧めしたい本です。
いきなり余談ですが、本屋に行くと、一定数は置いてある「勉強のやり方」的な本は、個人的な意見ですが、読まなくてもいいと思っています。
もちろん、興味がある人には、ぜひ読んでもらいたい本などありますが、「今から勉強するぞ!でも、何から始めたらいいのか分からないな…。そうだ、「勉強のやり方」について書いてある本があるから、まずは、それを読もう。」←これはお勧めできません。
例えば、プログラミングスキルを身につけたいとします。そのために効果的なのは、コードを書いて慣れることですよね。
あるいは、勤務先で部署移動したとします。新しい仕事を覚えなくてはなりません。そのためには、先輩社員や上司の協力を得ることが大事です。
大抵の物事は、ちゃんと習得するのに10,000時間程度を要するそうです。
1日8時間取り組んでも1,250日、3年以上かかります。
どうでしょうか、「勉強のやり方」を覚えてからの学習で、効率的だと思いますか?私はお勧めしません。とにかく始めることを優先します。
「そうは言っても、いきなり多くの情報を処理するのは自分には無理。」という方。私も無理です(笑)。
ようやく本の紹介に戻りますが、最初に書いた「共通するキーワード」を、お答えします。
「情報をシャワーのように浴びる」です。
とにかく浴び続けることです。最初はホントに処理するどころか、用語すら理解できません。ですが、次第に記憶できるようになるのです。
私の場合は、横文字や略語がメチャクチャ苦手で、「MTGって何?ステークホルダー?ローンチ?何語ですか?」といった有様でした。
ですが、段々と記憶に残るようになりますし、記憶に残れば調べることができます。当たり前のことを言っているだけかもしれませんが、ものすごく大事なことだと思っています。
この「情報をシャワーのように浴びる」ことが、習得に欠かせないと言われているものに、英語などの外国語があります。極論ですが、英語圏に一人で放り込まれたら、英語をマスターするしかありません。引きこもっていても、誰も衣食住を提供してくれません。
ということで、結論ですが、やる事が決まっている方は、情報をシャワーのように浴びて、習得を目指しましょう。決まっていない方は、知的生産性を上げるために、今回紹介した本を読んでみてはいかがでしょうか?
私も、10,000時間を掛けてでも習得したいことがあるので、ひたすらに情報の波に揉まれたいと思います。
今回の投稿は以上です。