時間の使い方を考える時間
珍しく時間に追われているため、やや短めの記事となるでしょう。
…「なるでしょう」というのは、ノープランで書くからです(笑)。
あなたの毎日は時間に追われるような日々ですか?
時間は有限であるのに、思っている以上に浪費してしまうものでもあります。
昨今では、ワークライフバランスという概念のもと、仕事に従事する時間を見直し、自分の時間や家族との時間を考え直そうという思想が浸透しています。
では、その削りだした時間を、どのように使いますか?
今回は時間の使い方について書いていこうと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
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仕事では、とにかく時間ほど貴重なものは無いでしょう。
どんな作業も、締め切りや終業時間という限られた時間の中で遂行しなければなりません。
また、家庭でも時間は大切です。
生活リズムを調えるために子供の食事の時間に気を配り、自身の睡眠時間の確保のためにマルチタスクをこなし、タイムバーゲンを狙って食材の調達を行う。
あらゆるシーンで時間は有限で、貴重で、そして簡単に消費してしまいます。
多くの方が、時間に追われながら、こう考えるのではないでしょうか?
「自分の時間が欲しい。ゆっくり休みたい…」と。
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個人的な意見ですが、ライフワークバランスという概念は、仕事一辺倒な時代よりも難しい要求をされていると感じています。
よく言えば、今まで犠牲にしてきたものに目を向けなさい…ということですが、これは今までと変わらない作業量を、より少ない時間で終わらせ、あなたの人生の命題と課せられているものを探し、見つけ、育みなさいということでもあります。
つまり、より時間に追われるというコトなのです。
そして、時間に追われるなかで、さまざまな情報が脳裏を駆け巡ります。
会社勤めをしていたら一生自分の時間なんて持てない。
子育てにかける時間とお金はコストにしか感じない。
お金を働かせて自分は悠々自適に過ごしたい。
…厳しい言葉かもしれませんが、そのような考えを持って、今という現実が変わりますか?
そのような思い描く未来に投資をする勇気がありますか?
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現在の私は、仕事に従事している時間より、自分の好きに使える時間の方が時間に追われるような生活をしています。
仕事は決められた作業を、決められた納期に終わらせれば給料をいただけます。
ですが、自分で成長をするには、自分で作業を創り出し、いつ終わるとも知れないゴールのない旅を無償で続けなければなりません。
このような生活を、もう何年も行っていますが、全く達成感がありません。
ただ、多くの変化は起こっています。
まず、仕事でストレスを感じることはほとんどありません。
与えられる作業を予測し、前もって自分の余暇で思考時間を設けているので、不測の事態があっても、それなりに対処が出来ます。
…まあ、逆に自分の時間でストレスを感じることはありますが(笑)。
さらに、他者と比べることなく自己成長の時間を持ち続けることで、妥協点があいまいになるので、労力を厭わなくなり、必然的に他者評価は上ります。
…そのぶん、自己評価は低いのですが…(笑)。
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それでは、まとめます。
余暇を作るために、人は作業効率を見直し、向上させ、貴重な時間を手に入れます。
すると、そのような労力の果てに手に入れた時間を無為に使いたくなくなります。
結果として、余暇は自己成長に使われることになり、効率向上と自己成長の無限サイクルに陥ります。
つまり、休めないということです(笑)。
コスパ最強‼とは、よく聞く言葉ではありますが、お金と時間を効率的に運用する手法はいくつかあります。
しかし、永続的にコスパ最強とするには、思考を止めてはいけないのだと思います。
このあたりが言葉の難しさなのですが、「楽をする」という言葉に惑わされてはいけないと私は考えています。
楽とは、苦労があってこそ実感できるものです。
「何もしない」は楽とは違うのです。
言葉は視覚情報や聴覚情報となって、私たちに知覚されます。
ですが、実体がない言葉は幻想に過ぎない、という側面を忘れてはいけないと思います。
時間は、効率的に削り出した分だけ、さらなる効率化を求められる無限回廊だということです。
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。