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くりかえされる BSJ よみがえる 生TS フィクションと現実、そして物そのものへ (あと戸田真琴さんに会えた)


仮面ライダーで おやっさん (立花藤兵衛) っていたじゃないですか。ウルトラマンではムラマツキャップ (隊長) を演じた小林昭二さん。

おやっさん 一体なん歳だったんだろう? って調べてみたら、小林昭二さんの実年齢、子供の頃に見ていた当時は41歳でした (1930年、昭和5年生まれ)

これってどういうことなんだろう。
(ちなみに笠智衆さんは小津安二郎監督の名作『東京物語』の時 まだ49歳なんですよね)

わたし、昭和41年男。58歳 は、ウルトラシリーズだと「帰ってきたウルトラマン」(1971年4月2日放映開始)、「仮面ライダー」では  2号 (1971年7月3日に初登場) がリアルタイムなのですが…そんな記憶から物語に興味を持ちはじめるのって、やはり5歳からだなってわかる。


https://youtu.be/G3Ua4rD0DYI?si=98H5ZOHdTEn8V9lK


前に物心がつく年齢って 自分の経験からは8歳、小学3年くらいと言ったけど、それは実際に起きる事件とか災害とか、社会的な、リアルな方の物心だった。物語に開かれる方が先だった (ですよね! )

保坂和志さんが前に書いてたエッセイで、野球中継を観てるとき、投手が次の球を投げたらどうなるか? それが気になってトイレに立てない。普通にある。そこで保坂さんの洞察が凄いのは、それって猫が獲物を、動く物体を捕えようとする瞬間の、人が (猫が) 変わったようになる、あの反応の名残で、つまり動物的本能なのでは? という仮説を思いつくところ (それが載っていた雑誌『世界』が見つからない。なので正確さは欠くかもだが)

この次なにが起こるのか、その後どうなっていくのか…常に気になってしまう。どうやらそういう欲望がある。確かにある。人間の「物語欲」の原泉。それがいかに強力かってことの説明になっていて、唸った。

そういうふうに僕らは、現象を言葉に置き換え物語化して現実と考えていくから、フィクションのせいで現実の物語性に、気づき難くなってしまった。

そして現実が物語だもんだから、ひいては現実の現実性にも気づき難くなってしまった。


高血糖の状態が続くと、血管が傷つき、動脈硬化症を引き起こす可能性があります。動脈硬化症は、血管が硬くなったり狭くなったりする「血管の老化」で、全身の臓器に障害を引き起こす慢性合併症です。

高血糖が血管に与える影響は次のとおりです。

  • 血管の壁が傷つき、コレステロールが蓄積する

  • 蓄積したコレステロールがプラークという塊を形成し、血管の壁が硬くなる

  • プラークが蓄積することで動脈の血液の流れる部分が狭くなり、血液が流れにくくなる

  • 動脈硬化が進行すると、内壁の弾力性がなくなったり詰まったりして、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞を引き起こすことがある

糖尿病のほかにも、高血圧や脂質異常症(悪玉コレステロール[LDLコレステロール]が高い、中性脂肪[TG・トリグリセリド]が高いなど)、肥満、喫煙、加齢も動脈硬化症につながります。

「AI による概要」より

ほたるのセントラル内科 様
(HPからお借りしました)


血糖値スパイクが血管を「傷つける」という額面通りの、言葉の意味がわからなかった。

「絵」がないとワカンナイんだよ。

大人こそ理科の解剖みたいに、何かしら現物を見る必要があるのではないか。




昨日は下側の歯、スケーリングに行ってきた。歯科の予約に電話をかけて「どうしましたか? 」と聞かれたときに「定期検診で」と答えるようになって久しい (若い頃にはあり得なかった)

火葬されたときに歯って残るんだっけ残らないんだっけ? そんなことを考えていると、上の歯に移動して、時々歯間に触れる痛みから気をそらすことができた。

歯科医。少なくとも生きている間、一人ひとりの人生の、役に立つ有難いお仕事だなって思った。

上司の LINE 無視をする朝、その午後も許可もらったり判子もらったり

竹中優子「竹中さん」(『うたわない女はいない 働く三十六歌仙』中央公論新社 より)

本当はただ単純に、誰かに必要とされたり必要としたりして生きていたい。例えば、植物が生えて、鳥が木の実を食べて、糞をして、また植物の種を遠いところへ運ぶ。そんな風にささやかな役割を果たし、ただ循環したい。手足を伸ばして、ただ存在としてありたい。時々考える。それだけのことが、とても難しい。

竹中優子「樹木のように」(『うたわない女はいない 働く三十六歌仙』中央公論新社 より)

いつしか短歌が熱い時代が甦ったよね



今の心境にピッタリ来る。




そして今日は「文学フリマ」に行ってきた。前回「埼玉のランボオ」吉田ツグオミさんにお会いしに行って知ったイベントなんだけど、次も行きたいと思って昨日、そろそろかなと検索してみたら明日で、息子を誘って急きょ東京ビッグサイトまで出かけてきた。

入場列、すごい人の波だった



なので特に目的もなく 1~2時間いて早めに帰ろうと思ってはいたんだけれど。

吉川浩満さん
佐々木敦さん
言葉を交わせた!
そして…

最終コーナーを回ってそろそろ帰ろうという頃、ふと目をやると、ひと際オーラを放つ女性がいて。どこかで見た方だなって思い、ブースの貼紙に目を落とすと…

目の前にいる人、戸田真琴さんだった。

ビックリし過ぎて即、胃が痛くなった。

何でかというと 今朝の今朝、この『note』のに ↑ の通知が来ててそれ読んで、戸田真琴さんの文章ってホントに素晴らしいなぁって思ったところだったから (数時間後、本人にそれを伝えることができるなんて✨)


前回は元 THE ピンクトカレフ のドラマー、川畑智史さんにお会いできたし…偶然って本当に面白い、です 。


読んでいただきありがとうございました🐱




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