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土木-現場のリアルを伝えたい- Vol.4 ~自然石舗装の現場に密着!~

2024年12月下旬、師走も押し迫っている中、建材ナビでもご紹介している株式会社アステス様の施工現場へお邪魔させていただきました。

アスファルト舗装を自然石舗装へ

施工事例:博愛会病院

アステス様の自然石舗装は、熱を蓄えやすい黒いアスファルトの表面をサンドブラストで除去することで、暑い日も熱を蓄積しにくく夜間の放熱を抑制します。また、アスファルトの表面を削ることで舗装表面が明るい色になります。
天然の石は、風雨や温度変化に強く、長期間使用しても劣化しにくいため、メンテナンスの手間が少なく済みます。自然石はその特性上、滑りにくく、歩行者にとって安全な歩道を提供します。

-株式会社アステス様の製品は、下記建材ナビよりご覧下さい。-

サンドリフレッシャーで
アスファルト表面を削る作業

アステス様の施工現場で主に使用されるのは「水」と「砂」。
アスファルトの表面を砂で削り、自然石本来の表面を作りだす、非常にエコ施工です。

独自開発のサンドブラスト用機械
『サンドリフレッシャー』!

『サンドリフレッシャー(自走研磨機)』は、珪砂をアスファルトやコンクリート、インターロッキングに吹きつけ、舗装表面を数ミリ削り取る機械です。

サンドリフレッシャー(自走研磨機)

作業効率や粉塵、機械の騒音などピッタリくる機器がなかったため、髙田社長が独自開発したオリジナル機械です。
実績は、すでに10年30万㎡以上あります。

自然石舗装 作業手順

①白系、茶系などの自然石を使い、アスファルト(密粒・開粒)を舗設します

②サンドリフレッシャーで表面を削ります

③施工面を洗浄します

④完成です。使用した自然石の種類によって印象が変わります

景観の美しさ実用性を兼ね備えた自然石舗装は、現代の都市空間でも多く採用されています。単に機能的な面だけでなく、視覚的な効果も考慮されたデザインで、歩道や庭園において、周囲の環境と調和する美しい景観を作り出します。

今回、施工現場にお邪魔をさせてもらいましたが、アスファルトの表面を削り自然石舗装を創り出す技術があまり多くないとのことで、現場で他の作業をしていた業者の方々も興味津々で施工を見ていました。
施工現場を実際に見て、話を聞くことで非常に勉強になりました。

-アステス様のカタログは下記、かたなびよりご覧ください-



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