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#373_ヨガによって得られる究極の静寂は、未来を生きないこと、いまを生きることを可能に。
ヨガでは「楽に座る」ことを追求していきます。
最初はだれもが「楽な姿勢」を探します。
こうすればいいかな、ああすればいいかな、といろいろやってみて、でも答えはそこにはないこと、「座りにくさ」がどうやっても少し残ることに気づきます。
次に「ゆっくり座る」ことを試します。
ゆっくり動くということは、身体が起こっている出来ごとを受け入れる余裕を用意するということ。これは比較的うまくいきます。
そして訪れる気づきは「座りにくさは想像で出来ている」ことです。座っていて感じる「座りにくさ」の半分以上は、おそらくはすべては、未来におとずれるであろう「ツラい」状況のイメージで出来ており、ヨガによって得られる究極の静寂は、未来を生きないこと、いまを生きることを可能に。