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【育休パパ】たとえ小さくとも「間接貢献」を積み重ねる

瀧本家の夫、タケシです!僕は妻のサキが里帰りから帰ってきた産後1ヶ月のタイミングで2ヶ月の育児休業を取りました。今はサキ、息子とともに家族3人でプライスレスな時間を過ごしてます。(育休を快く、強く勧めてくれた職場の仲間たちに大感謝です!!)

何やら仰々しいタイトルを掲げましたが、今回は「育休中のパパは何ができるのか?」について考えたので早速書きたいと思います。

単なるやることリストではなく、多少の考察を踏まえた内容となっております。


男性に「できないこと」は限られている

さて、育休中の父親には何ができるのでしょうか?ひょっとすると父親はまともな戦力になれないのではないか?

僕も育休取得前はこうした疑問や不安が渦巻いていました。おそらく多くの新米パパが同じような感情を抱いているのではないでしょうか。

無理もないと思います。育児は未知の領域ですし、日々のオン・ザ・ジョブを経験して成長していくものですから。さらには各自の家庭環境や赤ちゃんの個体差など「変数」だらけで、そのへんに正解が転がっているものではないですしね。

僕は、実際に息子が誕生してからはシンプルに考えようと決めました。それは父親は妊娠、出産、授乳以外のほぼ全てできるという思考です。生物学的にできない妊娠、出産、授乳以外は「できること全部やる!」というマインドで家の事をやり出すと、パートナーとの景色合わせはしやすいと思います。そのうえで、できないものや苦手なものがあればあらかじめ「できない」と表明しておくことも大切ですね。

よく言われる論点として、父親は家事、育児のどちらで貢献すべきか?があります。ここは家族によりけりでしょうが、僕は男性が「雑務以上、家事以下」のタスクをやりきることこそ家庭を円滑にうまく回すカギではないかと思います。もう一つは、母乳を伴う育児の場合、パートナーの授乳に「間接貢献」しうるものはどんどん手をあげてやるのもポイントと思います。

タスクの軽重は不問

育児中の一つ一つのタスクに軽重はありますが、どれもわが子の健やかな成長を支え、家族のつながりを深めていることは間違いない事実。そのことを念頭に置いた上で、妻の身体的・精神的ケアや妻自身の時間の確保など母親の視点で日々の動きを考えると、さらにできることの幅は広がりそうです。かくいう私も日々勉強中の身ですが。

育休パパができること

ということで、ここからは瀧本家の父親である僕ができること、やっていることを思いつくままにリストアップしてみました。⭐️がついているのは僕が好きなものです(笑)

①赤ちゃんのケア

これらはまさに直接貢献。ザ・育児のパートですね。

⭐️おむつ交換(文字にすると変ですが、うんちをチェックするのが楽しい)
・シーツ交換
⭐️お散歩
・体温測定
・調乳〜ミルクをあげる〜ゲップ〜哺乳瓶消毒
⭐️顔を拭く(朝イチの息子の笑顔が見られる)
・全身の保湿
・着替え
⭐️絵本読み聞かせ
⭐️お風呂掃除〜入浴(僕がメイン担当。全タスクの中で最も濃密なコミュニケーション取れる気がする)
⭐️寝かしつけ(親のスキルアップが求められる)

他にも抱っこ、タミータイム、話しかける時間などがありますね。

②家事

ここは子どもがいてもいなくても発生するタスクです。特に掃除や片付け関係は、求める質が異なると互いにフラストレーションがたまるので、瀧本家ではサキが里帰り出産前に「部屋の場所別掃除マニュアル」を作成し冷蔵庫にマグネットで貼っていました(笑)

今だから言えますが、超キレイ好きのサキが里帰り中、僕はマニュアルを見ながらおそるおそる掃除をしていました。夫婦間での期待値調整は本当に大切です。家事って頑張ってやったかどうかは全く関係なく、結果が全ての世界ですからね…。

一方で自動化、省力化の恩恵に預かれるのも家事。便利な家電を買うのも手ですよね。わが家も食洗機が大活躍中です。

・ゴミ出し(僕がメイン担当)
・掃除全般
・洗濯〜洗濯物畳み(子どもが生まれて回数がこんなに増えるとは!洗濯機が間も無く壊れそう)
・食洗機に食器をセット〜棚へしまう
・重たい作業系(古紙回収、段ボール開封、加湿器の水取り替えなど)
⭐️料理(後述します!)
⭐️スーパー、ドラッグストアへの買い物(僕がメイン担当)

④事務

・役所への各種手続き
・郵便物チェックと対応
・出産内祝いの管理
・病院のネット予約

事務も意外とあるものです。コロナ禍以降、病院はまるで音楽ライブのチケット争奪戦のごとく予約受付開始時刻が決められていますよね。妻が授乳などで手離せないタイミングもあるので、これは夫が率先してやってもいい仕事と思います。

⑤「雑務以上、家事以下」のこと

僕が考える、一番大切なパートですね。家庭によって項目に差があると思いますが、僕はこれらをコツコツこなすことで母子の健康と幸せに微力ながら貢献できてるかなって(勝手に)思ってます。

・空調、扇風機など部屋の室温管理(それにしても赤ちゃんの温度調節、むずすぎる…)
・インターホンに出る(生協の宅配や赤ちゃんグッズが届く)
・赤ちゃんの成長記録の入力補助(何時にミルクを○○ml飲んだ、うんちが出たなど)
・赤ちゃんグッズ購入前の情報収集と比較検討(特に金額の大きい買い物。チャイルドシートなど)
⭐️夜中の授乳に同伴(授乳するわけではないが緊急対応要員にはなれる。うんちが漏れてベッドシーツ取り替え発生など)
⭐️サキへの就寝前マッサージ(次の日も元気に迎えてもらうため)
・冷蔵庫に水分確保(お茶、スポーツドリンクなど)
⭐️母子の写真を撮る(妻は手が塞がっているので、母子の日常2ショットはほぼ撮れないという事実。妻に指摘されるまで気づかなかったのを反省…)
・授乳中で動けないサキに物(スマホやガーゼ)を渡す

料理は授乳への間接貢献である

最後に「後述します!」と記した料理について少しだけ。

僕ら男性はわが子におっぱいをあげることはできない。でも、育児家事を通じて妻にいいおっぱいを出してもらうためのアシストはできるのではー。そう思ったとき、僕は料理こそ最も気合いを入れるべきタスクだと考えるようになりました。

きっかけは忘れましたが、それ以来、僕はサキに美味しいものを食べてほっこりしてもらいたいと思うと同時に、授乳への間接貢献になればいいなと願いながらスーパーに出掛け、日々の献立を考えています。

もともと料理が趣味というのもありますし、自分が料理の主導権を取ればその日食べたいものをメニューに入れられるという実益もあります。あと僕は料理の片付けが得意ではない(やってはいるが妻の期待値を満たせていない)ので、食生活のフルサポートによって他の至らない部分をカバーできるのではという下心もありますよ(笑)

注意すべきは、いくら妻を喜ばせたいからっていっても凝った料理を作るのはNGです。たまに、でいいです。

当たり前ですがいつ、何時、何が起こるのかわからないのが育児。栄養バランスやボリュームに配慮しつつも、基本は手早く作れるものや大きな鍋で大量につくっておくのが賢明です。長時間デミグラスソースを煮込むビーフシチューなんか作った暁には、逆に母子の足を引っ張ることになりますからくれぐれもほどほどに…(実体験です)

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