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SNSとどう付き合ってきたか
SNSにはメリットやデメリットがたくさんあります。
ミレニアル世代(Y世代)と呼ばれる僕らの世代は、小さい頃からSNSはとても身近なものだし、僕はSNSと付き合ってきた人生になっています。
今から15年近く前の中学1年生の頃、当時流行っていたモバゲータウンを始めたことが僕にとってのSNSの入り口でした。
それ以降、ミクシーやツイッター、フェイスブック、インスタグラムなど、いろんなものに手を出してきました。
SNSは、今や僕も含め多くの人にとって毎日、というよりふとした瞬間に開く、とても身近なツールになっています。人と簡単に繋がれるし、ひとりでも寂しくない安心感を与えてくれます。
しかし、メリットばかりでありません。中毒性が高く、気づいたら多くの時間が取られてしまうデメリットもあります。
加えて、誹謗中傷を書かれたり、いじめの元にもなってしまったり、精神的に傷ついてしまった人たちも多くいます。
改めて、SNSとの付き合い方は社会全体で考えなければならないことでしょう。
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人に何か連絡をする時、その手段はどんどん多様化しています。
最初は手紙でした。
僕は小さい頃、よく祖父母に手紙を書いていました。親が便箋をたくさん買ってきてくれて、その時々の思いを書いて送っていました。
その後、僕が小学生になった頃から、携帯電話が流通し始めます。2005年、僕が小学5年生になって携帯電話を持ち始めてから、メールで連絡することが増えました。
同じ学校の友達も続々と携帯電話を持ち始めたため、お昼に学校で話したのに、夜はメールで連絡をとっている、といういつでもつながっている感覚が生まれ始めました。
2007年に中学生になってから、SNSというものを知り始め、当時はモバゲータウンをよく使っていました。学校の友達との交流もそうですが、見ず知らずの人と同じ趣味の話題を語りあっていました。
その後、高校生になり、東日本大震災のあった2011年の暮れにLINEが流行り出しました。今に続くチャットツールを使い始めたのは、この頃のことでした。
当時は仲間内でふざけあう目的で使っており、メインの連絡手段はまだメールでした。だから、LINEが連絡ツールのスタンダード的ポジションへと発展していくとは思ってもいませんでした。
そして2013年、大学生になってからスマートフォンを買ったことで、あらゆるアプリを使い始めました。メールを使う機会はビジネスなどオフィシャルなものだけになり、LINEをメインで使いつつ、ツイッターを始めとしたSNSでも人と交流するようになりました。
(僕にとってLINEはSNSではなく、ただの連絡ツールという認識です)
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4年くらい前から、人との個別の連絡はLINEに留まらなくなりました。
ツイッターやインスタグラムのダイレクトメッセージ、フェイスブックのメッセンジャーなど、SNSの中のチャットツールが使われ始め、そこで連絡を取ることが増えてきました。
特にインスタグラムのストーリーズは、その人の投稿に直接メッセージを送れるため、気軽に連絡をとれることが可能です。
「人に簡単に連絡を送れる」というシステムの発明によって、僕は今まで以上に人と交流しやすくなった感覚があります。
また、LINEは友達が増えてきている上、LINEの名前が人それぞれ多様化して、誰が誰なのか判別がつかなくなってきました。連絡したい人を探しているうちに面倒くさくなってしまい、結局送らなかった、ということも何度かあります。
まだまだLINEはメインの連絡手段ではあるけれど、それ以前のLINEしか使っていなかった頃に比べたら、かなり減っているように思います。また、今や仲が良い人でもLINEのアカウントを知らない人は多くいます。
SNSが連絡ツールにもなってきたことで、暮らしの中でのSNSに対する比重がどんどん上がってきました。
ビジネスで知り合う人とはフェイスブックのメッセンジャー、外国人とはメッセンジャーやワッツアップを使う機会が多く、今や人によって連絡手段を使い分けている状況となっています。
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もう僕は人生の半分以上がSNSのある生活になっています。SNSが日常になり過ぎてしまいました。
今後もSNSは続けるでしょうが、その付き合い方は考える必要があると思っています。
楽しい反面、デメリットもたくさんあります。SNSでいろんなものを見ているうちに、気づいたら何時間も使ってしまったような経験が何度もあります。
僕はSNSはやってもやらなくてもいいと思っています。改めて、社会が強制するものではないという認識を持っています。
SNSがいくら社会的なスタンダードのようなポジションを確立してきても、結局これらはインターネットを使ったただのサービスに過ぎません。
だから、SNSを楽しむにしても「自分の意志でやっている」という感覚を強く意識することが大切だと思います。
僕の友達には何人かSNSを全くやっていない人がいますが、その人たちの気持ちも理解できるし、尊重できます。SNSに疲れてしまった人は、周りの目を気にせず、堂々と距離を置くべきだと思います。
フォロワーやイイネの数はその人の価値を測るものではないし、そこに捉われて本質を見失ってしまわないようにしたいと思っています。
SNSはあくまで仮想の社会です。改めて、現実世界を見て、その人それぞれの魅力について考えていきたいです。
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サムネイルの撮影場所はPixel 34(トビリシ)