連続投稿300日突破
僕には毎朝のルーティーンがあります。
朝のまだあまり目の覚めていない時間にインスタントコーヒーを流し入れながら、その時頭に浮かんでいる観念を吐き出していく作業。
1500文字を目安にその時々の感情を吐露しながら、文章を執筆していきます。
そんなnoteへの毎日投稿がついに300日を超えました。
といっても、これは僕が記録している「事実上」の話。noteというプラットフォーム上ではまだ50日そこそこの記録です。
昨年12月のヨーロッパ旅行にて、日本時間の24時を跨いで投稿してしまったため、記録がリセットしてしまいました。
詳しいことは以下の投稿より。ちなみにこの投稿、120もスキが集まりました。どうもありがとうございます。
この事実を踏まえて、マガジン機能にこれまでの連続投稿をまとめてみました。
このマガジンに入れた投稿数が300を超えたので、僕にとっての連続投稿が300日を超えた、としています。
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毎日投稿をしていることで、周囲の人からの「noteを書いている人」という認識は十分されたと思っています。
しかし、僕はこのnoteを何かに活かそう、と思っているわけではありません。現にライターとしては鳴かず飛ばずだったため、既にライターになることは諦めてしまいました。
noteを書いているから読んで!といった自己主張はしたくないので、普段人と話す時には話題に出しません。それでも、知人が読んでくれていて、何か内容を掘り下げて聞かれることがあります。
加えて、「読んでます!」とか「共感しました!」などメッセージを送ってもらえることもあります。そういった体験はやはり嬉しく、書いて良かったという気持ちになります。
僕は「稼げる」ライターではないし、そもそも僕の投稿はその時々の自分の気持ちを表現したものに過ぎません。だから、これらの投稿が「お金」になることはないでしょう。
でも、見る人によってはこれらが「共感」になり「応援」になり、と別の作用を生む時があります。
誰かの役に立っている、と思えることが、毎日投稿し続けられるひとつの所以にもなっています。
そんな僕でも、一度有料の記事を投稿をしたことがあります。
仕事を受けたと思ったら実は詐欺師による依頼で、僕の不注意によってお金を振り込んでしまった、というものです。
無料で公開しても良かったのですが、記事を買ってもらう、という経験を一度してみたい気持ちがありました。そのため、知人に相談しつつ、有料noteとして販売してみました。
ありがたいことに、知人や全く知らない方何人かによって購入していただきました。支援の意味も込めて購入してくれた人もいます。感謝が尽きません。
詐欺に遭って悲しかった僕の心を満たしてくれたのも、紛れもなくこのnoteだったのです。
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書くネタに関して質問されることがあります。
ただ、僕はネタが湧き出る泉を持っていることから、全く困っていません。
これは昨年始めた「モーニングページ」という毎日の習慣によるものです。
元々は、ジュリア・キャメロンの『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』という自己啓発本で紹介されている日々の習慣です。
毎朝起きてすぐ、ノートにその時に思っていることをただただ綴っていくというもの。それによって、頭の中がスッキリして、自分の感情がクリアになっていきます。
このノートは人には絶対に見せない自分だけのものです。だから何を書いても許されます。言わば、自分の感情を抑えているダムを決壊していく行為です。
僕の場合は、いつも起きてから大体20分くらいで、B5ノート1ページにその時々の気持ちを書いていきます。すると、掘り下げたいテーマがポンポンと浮かんでいきます。それらを一旦頭の中で練り、後日執筆作業に入っています。
そんなモーニングページによって、毎日ネタに困らずに投稿をし続けられています。
もしnoteを書きたいけど、何を書いたらいいかわからない、という人はこの本も併せてお勧めします。
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300日続けて得られたものを考えてみます。
以前は自分の感情、特に弱い自分を世に晒すことを恥ずかしいと思っていました。加えて、僕は人と比較してしまいがちで、上手くいっていない現状を顧みて落ち込むことがあります。
でも、その状況を認識して、包み隠さずに綴っていくと、どこか気持ちが楽になることがあります。
さっきまで「自分はこの世で一番弱い人間だ」なんて思っていたのに、書いた後は「ここからまた頑張ろう」と思えています。
自分が思っていることを表に出す。自分の弱い部分を晒す。
今では恥ずかしい感情すらもあまりなくなっています。自分なんてこんなもん、と思いつつも、それをポジティブに受け止められています。
自分を誇示して背伸びをしながら生きていくと疲れてしまいます。僕は自分が弱い人間だと認識しているけれど、その気持ちのまま正直に誠実に生きていくことが一番楽なことに気づきました。
ありのままに綴っていくことで得られたことはたくさんあります。
共感を生むことができたし、もしかしたら僕が知らないだけで誰かの人生の役に立っていたかもしれません。おそらく、お金を稼ぐ、という思考から外れていたことが結果的には良かったのでしょう。
これからAIなどによって、世の中がもっと楽で便利になっていくと思います。そういった時代において、個々人のパーソナルな感情に寄り添っていくことは価値を高めていくのではないでしょうか。
機械には書けないストーリーテリング。
これからもその方向で続けていきたいと思います。
どこまでも強くなれない僕だけれど、これからもそんな自分を受け入れつつ、無理しない範囲で投稿を続けていこうと思います。
僕のことは以下の記事で紹介しています。
Twitterのアカウントはこちらです。
バナー写真の撮影場所はこちらです。
それでは、また明日お会いしましょう!
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