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不感の快楽。天然温泉とエピクロス

たまにはゆっくりしよう!ということで、妻と2人で温泉に行ってきました。

温泉っていいですね。自分の感覚と向き合って、お湯に浸かる。まわりを見ると、座禅をしている人もいました。なにそれ、最高のリラックス法じゃないですか!と少しマネをしてみたり、いろんな湯に入ったりと、一人でゆっくりとした時間をすごせました。

だだ、今回の温泉で衝撃的なことに気づいてしまったのですが、36度ほどの熱いとも冷たいとも感じない『不感の湯』が、一番気持ちよかったのです!そして、哲学者のエピクロス(紀元前341年〜紀元前270年頃)のことを思い出しました。

快楽主義


エピクロスは、快楽主義という名で知られた哲学者でしたが、彼が言う快楽とは、『苦痛がない状態』をいいます。例えば食欲は、満たしすぎると苦しくなりますよね。だから、食べ過ぎることは快楽にはなりません。

自然で必要な欲求(食や健康、交友など)が満たされていれば、もう快楽を求める必要はないんです。

快楽を求めすぎた私は・・・

私は久しぶりの温泉に興奮して、ほぼ全ての湯に浸かっていました。そして、苦手なサウナにも入り、もっと苦手な水風呂にも浸かってみました。

こうなると、もうフラフラです。なんのために温泉に来たのかわかりません(笑)

どうしよう、体の中は熱いのに、皮膚は痛いほどに冷たい、、、、そんな時に目の前にあったのが、『不感の湯』でした!体温と同じ温度なので、私の感覚も徐々に普通になってきました。そしてこの時に、一番気持ちいいと感じました。

なんだ、熱くも冷たくもないって、最高じゃないか・・・




今の感覚

今、こうしてブログを書いているときも、不感の状態です。熱くも寒くもないし、そんなにお腹もすいていません。つまり、『快』の状態です。

普通であることが、一番幸せなんだなぁと、愚かな私は再認識しました(笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

〜追加〜

サウナで整う方法を、YouTubeで見ました。私は間違ったサウナの入り方をしていたようです笑






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