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47.成長するメンタリティ

試験勉強も落ち着いてきたので書こうと思う。


現在、私はAチームに所属している。
四年目にしてやっとAチームに昇格することができた。

私の大学生活を見ていた人ならわかるかもしれないが、大学で私のメンタリティは大きく変化した。

今の私は、圧倒的継続力に支えられている。

大学入学前は大学サッカーを本気で取り組み、プロになれたらなりたいと考えていた。

だが入学してみれば、B2で大学サッカーがスタート。
全員が全員サッカーに本気で向き合っているわけではない。

すぐ殴ってくる人もいれば、週の真ん中でも飲みに行く人もいる。そんなチームにいれば腐ってしまうのもしょうがないかもしれない。

しかし、成長する人間のメンタリティはそんなやわなものではない。
私自身、パチンコにご飯にと、サッカー以外にも価値を見出そうとしていた。サッカーが充実していないから、別のことで充実させようとしていたのだ。

サッカーで充実させるのは自分次第ということに気づけなかったのである。

一年の真ん中を過ぎたあたりから、同期と自主練をするようになり、他人からの見られ方も変わってきた。

見られ方が変わってくると、アドバイスをもらえることも増えてくる。
すると成長の速度も段違いに上がる。

この時の私のメンタリティは、仲間と一緒に頑張ろう程度である。

しかし、それが実らずCチームやKチームに配属されることがあった。正直言えば「どこを見てるねん」「意味がわからん」と思うことの方が多かった。

それでもやり続けてみた。

最初は損得勘定である。
ここで真剣にサッカーをすることをやめるよりは、卒業まで真剣に取り組む方が自分自身にとって徳がある。
このように考えやり続けた。

すると、上のチームに昇格すると言う目標のために頑張っている時の焦燥感なども全て取っ払われ、目の前のサッカーに全力で取り組むようになった。

心の余裕が全く違う。
余裕ができれば、プレーも伸び伸びでき、視野も広がる。
後輩に教える機会も増えていき、自分自身にサッカーのイロハが定着してくる。

そんな中にBチームに昇格することができた。

そこでも試合に出たいと言う焦燥感が生まれ、じれったい1年間を過ごしてしまった。
しかし、それすらも貴重な経験である。
そんな経験があるから四年生になった今、余裕を持ちサッカーに向き合うことができている。

同時に就職のための勉強をするようになり、価値観も大きく変わった。
自分がいかに浅はかな情報の中で生きていたか。
ニュースの表面だけを見てあーだこーだ言ってきたのか。

経済、政治について知ると更に知りたいと思うようになる。

このような貪欲さ真面目さがサッカーにも影響する。

それら全てが実ってAチームに昇格できた。

決してサッカーだけを頑張っていたからだけではない。

上記に述べたような経験が今の私を作り上げた。
パチンコの経験も新歓でのイッキも、なければ良いと言うわけではない。
さまざまな経験を通して人としての成長をすることができた。

そうして作られたメンタリティが私を成長させ続けてくれている。

あと一つ、採用試験まで勉強も気張っていきたい。

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