ブログの記事が消えたときの立ち直り方 #458
おはようございます。
カブコちゃんが4度目の脱走。#学べや
昨晩は家の中を元気に飛び回っておりました。もう放飼で良いかしら。
さて、ここのところ、ブログを書いていたのに記事が消えてしまうことが多くて…
その時の虚しさと言ったらなんというか。虚しさの後に怒りがこみ上げてくるんですよね。
ブログ書いている人なら分かりますよね。
ブログ書いていない人は、ドラクエの冒険の書が消えた時の気持ちを思い出してください。あれです。
今日は「ブログが消えた時」としていますが、日常でもせっかくやっていたことが、ゼロからのスタートになってしまうことあると思います。そんな時の心の立て直し方について書きましたのでどうぞ。
<モチベーションの低下>
小一時間くらいかけて書いたブログの記事が消える…一瞬思考がフリーズし、徐々に「またか…」とイライラが出てきます。
まさか冗談だろ、と見直してみてもしっかりと消えていてまたイライラします…
ブログのイライラはともかく、日常生活において似たようなシーンはたくさんあるんじゃないでしょうか?
上司から頼まれた資料を作っていたら、おもくそダメ出しされて最初からやり直し…とか。
死ぬほど練習したのに、本番で全く実力が発揮できなかった…とか。
「今までの苦労はなんだったんだ!」
「時間を無駄にした!」
と思ってイライラしてしまいませんか?結構僕はしてしまうタイプです。
(頑張って切り替えます)
イライラして「もうやーめた!」なんてことになりかねません。
人がどういう時にモチベーションが低下するかというと、内発的なモチベーションが出てきた時に、外発的な刺激が入るとモチベーションが一気に低下します。
さっきの例でいうと、
上司に頼まれた資料を作っていて、会社のために上司のために、自分の成長にも繋がるからと思って作ったにもかかわらず、提出した瞬間「やり直し!(外的刺激)」を食らうと一気にモチベーションが下がります。
勉強や掃除や片付けを、「しょうがねえやろうかな」と思った瞬間に「早くやりなさい!」と外的刺激が入ると、これまたモチベーションは一気に下がります。
「こうしよう」というプランを作ったのに、それを押さえつけられたり、否定されたりすると人間は一気にモチベーションを低下させてしまうのです。
なので、声かけのタイミングや、どう声かけをするかはめちゃめちゃ重要だったりします。
何が言いたいかというと、ブログを書いたにもかかわらず、システムのせいで消えてしまうという、ITの暴力をくらってモチベーションが下がったということです。笑
<イライラするのはなぜか?>
「よしやろう!」と思ったことが、外からの刺激が入った時に人はやる気をなくします。
そしてその後、だんだんとイライラしてくるのです。
「なんでそんなこと言うんだよ。」
「今、やろうと思ってたのにうるさいな〜」
「ふざけんなよ、せっかく書いたのに!」#心の叫び
イライラしてくると他のことも手がつかなくなって影響が出てきてしまいます。イライラして得することは基本的にはないのです。
イライラしてもしょうがないので、なるべく早めに気持ちを切り替える必要がありますよね。
イライラするということは、過去に起きた出来事をネガティブに引きずってしまっている状態のことです。
「なんで記事が消えたんや!こらあかんで!」#急に関西弁
と記事が消えてしまったという「過去」に対していつまでもイライラしているのです。
イライラしたからといって記事が復活するわけでもありません。時間を戻せるわけでもありません。
イライラしても過去はコントロールできないので、余計にイライラしてくる。これぞイライラスパイラルなのです。
イライラしているところから気持ちを切り替えるためには、過去に意識が向いているところを、違うところに意識を向けてやれば良いだけの話なのです。
要は気逸らしみたいなことです。
ブログの記事が消えた時には、椅子から立って、家の中を散歩し(外は暑いので笑)、ちょっと気逸らしにYouTube(バラエティ系)を見ました。
笑って、気持ちは少しすっきり。その時にはもうイライラはどこかにいってしまわれたのです。南無。
<モチベーションを立て直す>
イライラをなんとか気逸らしで切り替えたら、一旦消え去ったモチベーションをなんとかまた引き出していかないといけません。
そんな時に大事なのが「自己決定」です。
心理学者のデシとライアンは自分なりの選択、自分なりの決断、自分なりの工夫をしていくことでモチベーションの質が高まるということを提唱しています。
どういうことかというと、
ブログが消えてやる気がなくなり、イライラいしてきたら、まずは気逸らしをして気持ちを切り替えます。
ある程度落ち着いてきたら、じゃあ「10分後にまた書き出そう」という自己決定をします。
ついでに「○時までに終わらせて、終わったら次にあれをやろう」というのも自己決定です。
そういった、自分の決定を作っていくことで、消えていたモチベーションが復活していきます。
この自己決定は日常でかなり有効なのでぜひやってみて欲しいです。
仕事を始める前に、今日は何を、何時までにして、休憩はどうするか、終わった後はどうするのかというようなことをスケジューリングするだけでモチベーションが高まります。
スポーツでも練習前に、今日の課題は何で、どこを気をつけて、どう進めていくのかを決めるだけでモチベーションと集中力が高まります。
授業中に好きな色のペンを選んで(自己決定)ノートを取るだけで、授業へのモチベーションと集中力が高まり、成績の向上が見られたというような研究の発表もあるほどです。
自分で選んで、自分でやっている感を出すだけでモチベーションは高まるんです。
やろうと思っていたのに、「こうしなさい、これはやるな」みたいなことを言われるとやりたくなくなるのは自己決定を邪魔されたからなのです。
子どもに「歯を磨きなさい!」と言って「ヤダヤダ!」になるのはまさにこれですね。
「こうしろ、ああしろ」と指示を出すよりかは自己決定を促すような質問をしてあげるとやる気を引き出すことができます。
「何時になったら歯をみがく?」「歯磨き終わったら何しようか?」そんな声かけが良いかなと思います。
ぜひお試しあれ。
<まとめ>
①人は内発的なモチベーションが出てきた時に、外発的な刺激が入るとモチベーションが一気に低下する。
②イライラするということは、過去に起きた出来事をネガティブに引きずってしまっている状態のこと。イライラしているところから気持ちを切り替えるためには、過去に意識が向いているところを、違うところに意識を向けてやれば良いだけ。
③自分なりの選択、自分なりの決断、自分なりの工夫をしていくことでモチベーションの質が高まる。
④「こうしろ、ああしろ」と指示を出すよりかは自己決定を促すような質問をしてあげるとやる気を引き出すことができる。
書いてたブログが消えるのは本当に腹が立ちますけど、メンタルトレーニングをすればほらこの通り。今日もブログを書いているではありませんか。笑
とりあえず、また消えても困らないようにメモに保存しよ。
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。