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成功する人間は一握り? 『ドSの宇宙さん』考察4

 おばんでがすー(朝読んでいる方は、おはようござりすー)。

 仙台の作家で、僕の盟友でもある小池浩さんの代表作、『借金2000万年を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』の考察をします。

奇跡に定員はない

 日本で年収1億円の人の割合は、0.027%だそうです。それを多いと捉えるか、少ないと捉えるか。自分はできるととらえるか、絶対無理ととらえるか。
 確率が高い・低いと、自分がやる・やらないは別問題だと思っています。

 年収1億の例でいうと、客観的にみると、たしかに確率は低いでしょう。確率が高ければ、そんなに魅力的なステータスではないのかもしれません。
 一方、年収1億を本気で実現するために行動している人のうちの、年収1億円の人の割合は変わってくると思います。1億目指すといいながら、実際は年収1,500万円くらいあればだいたいのことはできるので、そのくらいで満足する人も多いはずです。
 まして、今の給与に不満にしていながら、特段他の行動を起こさなければ、年収が上がるわけがありません。

 「それはおまえが、結果を決めていないからだろうが。おまえひとりが当選すれば、おまえひとりが合格すれば、いいんだよ。
 おまえさえ決めれば、そこは定員が1だろうと50だろうと、関係ない」
(『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』P70)

 結局、自分がその目標を本気で目指すか。達成するために行動し、達成できれば定員やパーセントは関係ないと言えます。


結果を先に決める

 資格の勉強などしていて気になるのが、合格率◯◯%というやつ。難しい資格ほど合格率が低くなりがちですが、大切なのは、合格できるレベルまで勉強したか、ということ。
 してなければ、合格率80%だろうと受からないし、していれば合格率5%でも受かる可能性は充分ある(それぞれの資格の合格基準によりますが)。
 なので、資格の勉強をするのであれば、

・なぜその資格を取りたいのか
・資格を取ったあと、どうしたいのか

 が明確でないと、勉強するモチベーションが上がらないのではないでしょうか。勉強するモチベーションが上がらなければ、勉強しないから、当然合格はできない。

 宇宙はいつでもオーダーどおりにかなえてるってのに、『かなっていない』って文句を言いながら、さらに『やっぱりダメだ』ってオーダーするのは人間じゃねぇか!
(『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』P71)


 結果を先に決める、はオーダー(本当の願望)をすること。「できたらいいなー」や、「宝くじ当たったらいいなー」程度では、本当のオーダーではないので、叶うわけがない、ということです。

 決めたからには、その結果を手に入れるために最善を尽くす、というのが大切です(宝くじで「最善を尽くす」は、なるべく多く買う以外ない気がするけど…)。


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 んでまず。おみょうぬづ(それでは、また明日)。


参考文献

↓原文。Kindle版、Audible版もあります。


小池浩さん応援マガジンは↓

自己紹介記事は↓


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