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隔膜と身体の関係性
「隔膜に問題があります」
と言われたら何のこと?となる人がほとんどだと思います。
横隔膜なら知っていると言われる方もおられますが、実は隔膜は身体全体で23箇所もあるんです!
今回はその隔膜がどのように身体に影響を与えているのか、またオステオパシー的にどう治療していくのかご紹介します。
隔膜の種類
鞍隔膜(頭蓋骨の中)
シブソン筋膜(胸郭上口)
横隔膜
骨盤隔膜
骨盤底筋隔膜
手首の隔膜
足首の隔膜
膝の隔膜
足底の隔膜 etc…
身体への影響
隔膜の仕事は、簡単にいうと身体の循環を促すポンプのようなものです。
また、血流や流体(身体の液の流れ)のダムのような役割をしていて、生きていくために非常に重要です。
隔膜は、呼吸にと動き、呼気時に上がって、吸気時に下がります。
このどちらかの動きが悪くなると、循環が滞り、むくみが起きたり身体の動きが重くなったりします。
神経の流れやリンパの流れも悪くなり、色々な症状を引き起こします。
主な症状 自律神経失調症、むくみ、ストレス(重力)、静脈瘤
オステオパシーでできること
まず全身の隔膜の動きを調べます。
動きが悪い場所が見つかれば、その人の呼吸を使って隔膜を緩めます。
特によく硬くなっているのは、鞍隔膜!
鞍隔膜は頭の中にあり、ここが硬くなるとCSF(脳脊髄液)の循環に影響が出て、頭痛や神経異常を引き起こすため、必ず緩める必要があります。
隔膜の動きを出すことは、身体の液の流れを循環させるためにとても重要で、また多くの人が当てはまることがあるため、是非一度オステオパシーの治療受けてみてください!