川越電気鉄道!川越久保町駅跡
川越久保町駅の跡地は
現在の川越市三久保町18番地である
線路は18番地全体で大きくループを描いており
そのループ線で折り返していた
ループの北外側に駅舎があり
ループの中央に貨物ホームと車庫があった
駅舎の場所は現在では川越市中央公民館が建っている
青い線で簡単な線路を書きましたけど
想像なのでご勘弁ください
駅北側は現在の三久保町17番地で
当時は電力部門の川越火力発電所があり
現在では東京電力川越支社が建っている
(Wikipediaより)
川越火力発電所跡地
東京電力 川越支社は
かつては川越火力発電所でした
明治37年(1904)埼玉県下 はじめての
石炭火力発電所として100kw発電機2台を使用し
川越町での電灯供給を開始しました
川越電気鉄道
発電所で作られた電気を使い
明治39年(1906)10月には川越〜大宮 間を結ぶ
電気鉄道が開通し
【チンチン電車】の愛称で親しまれました
なお!駅の跡地は川越市中央公民館となっています
(東京電力 川越支社 案内板より)
当時の「時刻表」です!1日 往復28便で
大宮行きの始発は朝5時30分から
およそ30分間隔で運行し運賃は
川越ー大宮 間で18銭(現在だと約108.9円)
当時 活躍していた電車たち
車両の写真はいずれも川越市立博物館より
下の写真を見てください
中央公民館から道路を左に向かう
このカーブ!線路が敷いてあった!と
思うと頷ける曲がり方ですよね
大宮から来る電車はこの先の横断歩道辺りから
川越久保町駅方向に曲がったと思います
👆線路は直進 大宮方向へ
👉右に行くと成田山川越別院へも
喜多院へも行けます
写真は赤丸の辺りです そこに
(成田山前駅)があったそうです
青い手書きの線が
大宮線路だと思っていただければ嬉しいです
今の県道15号川越‐日高線は
当時 大宮との主要道路(往還道)で
電車はこの道を走る路面電車でした
川越電気鉄道を含んだ鉄道の路線図
川越久保町‐成田山前‐二の関‐沼端‐黒須までが
現在の川越市内にあった駅(電停)電車停留所です
往還道に出たチンチン電車は
伊佐沼の端を走り入間川?荒川?を渡り
(入間川・荒川の当時の流路がちっと不明)
大宮駅西口へ向かうのでした~
(完)
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