【🎊40周年記念フェア🎊】消費者理論から読み解くスシローの価格マーケティング戦略とDXへの取り組み:日経新聞解説🌈 2023/09/30
日本経済新聞の記事で
注目したい内容がありましたので
記事にしたいと思います💖
長いですが、目次をご活用いただきまして
どうぞ最後までご覧ください!
スシロー、100円皿を復活 12月末まで 低価格で集客狙う
記事に対するコメント📝
今回は「スシロー」の販売戦略やマーケティング戦略に着目しようと思います💖
このような価格戦略に対して、お客様はどのような反応を示すでしょうか??
もちろん、商品価格が安くなることに対しては、お客様もお手頃であると思うかもしれませんね💖
ここで経済学的な視点、ひいては「ミクロ経済学:消費者行動」の視点から考察することができるように思います
消費者は予算制約のもとで、食事から得られる満足度を最大化しようとします
そして、価格を商品の価値が反映されたシグナルとして消費行動を図ります
簡単な考察になりますが「100円の回転寿司」という商品の性質を考えます
もし、130円から100円へと値下げが実施されたケースでは、合理的な消費者はどのような行動を取ると想起されるでしょうか?
①商品価格の引き下げにより、他の食材と比べて「回転寿司」が安くなったと判断し、寿司の消費量を増やす
②商品価格の引き下げにより、ある所与の予算で消費できる回転寿司の量が増えたことで、寿司の消費量を増やそうとする
ミクロ経済学の消費者行動を考えれば、上記のような行動が挙げられるように思います
私がこのような考察をした理由は以下の通りです
まず、ある財に対する需要量に影響する価格効果は①代替効果、②所得効果に区別できます📝
上記で述べた①のような行動が、代替効果(Substitution Effect)になります
すなわち、「お寿司」の価格が下がったことで、「その他の財」の価格が相対的に割高になったため、「お寿司」の消費量は増えるということです
また、②のような行動が、所得効果(Income Effect)になります
「お寿司」の価格が下がったことで、ある一定の金額における予算制約フロンティアが拡大したということです
もし1000円を有していて、一皿200円では、5皿しか購買できませんが、100円へと値下げしたら単純に10皿消費できることになるというイメージです📝
ここで「お寿司」の価格が下がったら、実質所得の増加に伴う所得効果によりその財の消費量が増えると仮定したのは「100円回転寿司」が"正常財"であるという想定をしているからです
もちろん、このような考察が全て正しいという補償はありませんが、ミクロ経済学の基礎的な消費者理論に基づけば、このような考察が可能になります
ぜひ、40周年となるのを記念したスシローのフェアをお楽しみいただければと思いますし、私も食べに行こうと思います💖
本日の解説は、ここまでとします🌟
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