【化学基礎の復習🔋】物質の三態と状態変化について丁寧に学習しましょう!:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.44
復習を大切に👍
第4類危険物の区分🌟
第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。
なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!
物質の三態⭐
物質には、固体・液体・気体の
3つの状態があります。
物質の状態変化🍨
状態変化とは、物質の温度や圧力が変化すること
により物質の状態が変化することです🔖
それでは、上記の図における用語の解説
を一緒に確認していきたいと思います。
融解とは、固体が液体に変化
する現象のことです。
例:氷⇒水
気化・蒸発とは、液体が
気体に変化する現象のことです。
例:水⇒水蒸気
凝縮とは、気体が液体に
変化する現象のことになります。
例:水蒸気⇒水
凝固とは、液体が固体に
変化する現象のことを言います。
例:水⇒氷
昇華とは、固体が気体に
直接変化する現象、もしくは
気体が固体に直接変化する現象のことです。
昇華する代表的な物質
固体から気体:ナフタリン、ドライアイス
気体から固体:ダイヤモンドダスト
加熱による状態変化
融解、気化(蒸発)、昇華(固体⇒気体)
冷却による状態変化
凝縮、凝固、昇華(気体⇒固体)
熱を吸収することによる状態変化
融解、気化(蒸発)、昇華(固体⇒気体)
熱を放出することによる状態変化
凝縮、凝固、昇華(気体⇒固体)
物質の温度が変化しない熱
物質が、状態変化するときに「吸収熱」
または「放出熱」は、物質の温度変化
として現れない熱となります👀
融解熱とは、固体が液体になるときに
物質が吸収する熱となります。
気化熱・蒸発熱とは、液体が気体になるときに
物質が吸収する熱のことになります。
凝縮熱は、気体が液体になるときに
放出する熱のことになります。
凝固熱とは、液体が固体になるときに
物質が放出する熱のことになります。
それでは、過去に学習した内容を
復習することで終わりにしたいと思います。
【復習】第4類危険物の性状別まとめ🍀
今回は、有機溶剤に溶けるもの
という観点から、第4類危険物について学習します!
有機溶剤とは?
有機溶剤とは、他の物質を溶かす性質を持つ
有機化合物のことになります🔖
有機溶剤に溶ける第4類危険物🌟
それでは、有機溶剤に溶ける第4類危険物
の具体的な品名について確認しましょう。
特殊引火物
ジエチルエーテル、二硫化炭素
アセトアルデヒド、酸化プロピレン
第1石油類
アセトン、ベンゼン、ビリジン、トルエン
エチルメチルケトン
アルコール類
メタノール、エタノール
第2石油類
酢酸、キシレン
クロロベンゼン、アクリル酸
第3石油類
アニリン、ニトロベンゼン、グリセリン
水と有機溶剤に溶けないもの✅
灯油、軽油
試験対策のポイント🔍
第4類危険物が、水を除いた○○の物質
に対して「○○に溶ける」と問われた場合は
溶けるものを考えていきましょう!
例えば、グリセリンとエチレングリコールは
ベンゼンに「溶けない」という感じです💦
本日のアウトプットはここまでとします!
【しっかり復習✨】水溶性の第4類危険物
次に、水溶性、つまり水に溶けるもの
について復習していきたいと思います!
特殊引火物
アセトアルデヒド、酸化プロピレン
第1石油類
アセトン、ビジリン
アルコール類
メタノール、エタノール
2-プロパノール
第2石油類
酢酸、アクリル酸
第3石油類
グリセリン、エチレングリコール
耐アルコール泡消火剤の使用🔖
水溶性の危険物の火災に、普通の泡消化剤を使用
してしまいますと、泡が溶けてしまうので
「耐アルコール泡消火剤」を使用していくのです📝
危険物に関する諸法令🌟
本日のアウトプットはここまでとします!
社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!
資格勉強という手段を有効活用したい💖
私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈
大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではないということです。
資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!
私がこれから学習していく危険物取扱者乙4は
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍
なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。
①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること
毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後も、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖
第4類危険物取扱者試験の試験科目📚
危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」の3つとなっています🔖
そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。
そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシートでの回答になっているのです!
乙4の合格ライン
合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。
<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問
合格率からみる難易度
試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センターによれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀
これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦
その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀
本投稿作成における参考資料
これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験対策を進めてまいります!
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!
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