【PRICE戦略💴】競争優位に展開するために最も大切な「価格設定」について🔥:貿易実務検定B級対策 No.5
貿易実務のエキスパートを目指したい🔥
私が挑戦する貿易実務検定®は
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。
実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀
貿易実務検定B級・C級合格🌸
2024年8月9日:貿易実務検定B級合格💮
2024年4月5日:貿易実務検定C級合格💮
貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方にとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用できますので
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?
きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう✨
私も2024年4月から商社のキャリアをスタート
させておりまして、今後実務も含めて
貿易実務のエキスパートを目指していきたいです!
そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたいと思います🌏
まずは、初級レベルの該当するC級の取得を
目標に、コツコツと勉強して参りました🔥
最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!
※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏
これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力を
お伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚
前回のお復習い💖
PRICE戦略の重要性
競争優位を展開するためには
価格設定が重要な要素となります。
しかし、輸出価格に関しては、国際価格では
あまり意識する必要がなかった
運賃(freight)、保険料(insurance)
梱包料(package)、さらには通関等の
貿易取引特有の諸掛や関税等が
発生することに留意が必要となります。
価格戦略における設定方法とは
(a)世界統一価格設定(標準化)
(b)現地最適化価格設定
の2つに大別されることになります。
(a)世界統一価格
世界統一価格設定(標準化)とは
ターゲット市場ごとに個々の価格設定を
行うのではなく、世界的に統一した価格を
設定するという方法になります👍
(b)現地最適化価格
現地最適化価格とは文字の通り
ターゲット市場ごとに消費者の価値観や
市場情勢を加味して、価格に反映する
という価格設定方法となります👀
(c)国際価格エスカレーション
国際価格エスカレーションとは、自国から
輸出された製品が海外市場において
国内市場の価格よりも非常に高価で
販売されるということになります。
なぜ、このような価格上昇が起こるのか
というと、製品メーカーの正味価格から
海外市場で販売されるまでに運送費
保険料、関税等の諸費用や輸入業者等の
関連業者のマージンが製品に
上乗せされることになるからです👀
(d)移転価格:transfer pricing
これは、価格戦略としてTransfer priceと
呼ばれる価格移転の操作が行われることです。
通常、取引価格は市場原理にもとづいて価格が
設定されるのに対して(※経済学理論より💞)
親会社と子会社間等、資本関係がある企業間で
貿易取引が行われる場合に発生することが
多い価格戦略および価格移転の操作ですね📝
例えば、親会社が子会社に販売するにあたり
資本関係にない第三者へ販売価格よりも
高価で販売したとしましょう👀
子会社は高価で購入する分、販売にあたって
利益は圧迫されるのですが………
親会社はその分利益を上乗せして
販売するので結果的には、国内拠点を含めた
グループ企業全体をひとつ捉えた場合に
グループ全体の利益を最大化することが
可能になるという原理に基づくものです👍
※連結会計の基礎知識が大切ですね👀
また、移転価格税制については
以下の公式サイトをご確認ください🙏
移転価格税制に関する事前確認(APA: Advance Pricing Arrangement)
わが国の独立企業間価格の算定については
OECD移転価格ガイドラインにおいて
国際的に認められた方法に準拠してます。
そして、移転価格税制によるリスクを回避
するために、税務当局から事前に合意を得る
事前確認制度が日本にも導入されています👍
APAを取得した場合、合意された移転価格
算定方法にもとづく納税を行う限り
移転価格課税は行われないことになります。
このように、輸出マーケティングにおける
価格設定に関しては、国際課税に関する
さまざまな規制が設けられていますので
充分に留意する必要があるのです。
過少資本税制
過少資本税制とは、海外の関連企業との間
において、出資に代えて貸付を多くすること
による税負担の軽減を防止するために
一定割合を超える支払利子の損金算入を
認めないこととする制度になります👍
※詳細は、以下の公式サイトより🙏
(e)ダンピング(不当廉売)
ダンピング(不当廉売)とは、海外市場の
販売価格を国内販売価格と同等または
それ以下で販売できるよう、製品の
輸出価格を不当に低く設定し、輸出国の
競合企業に対して不利となる販売を行う
ことになります💦
このダンピングに該当し設定された場合には
世界貿易機構(WTO)上の権利として当製品に
対して、ダンピング関税が課されます🌈
そして、日本に輸入される貨物についても
関税定率法により不当廉売関税制度が
定められていることは確認しておきます👍
本日の解説はここまでとします!
次回も引き続き貿易マーケティング
特に「PLACE戦略」について
一緒に確認していきましょう💞
なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。
英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!
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今後とも何卒よろしくお願いいたします!
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