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【市場の非効率性💎】そもそも私たちは"完全競争的な"市場で行動できていない😅:行動経済学 No.12

行動経済学が最強の学問である🎊

経済学部に通う私も
いよいよ大学「学部」最終年になり
学問に全力を注ぐ時間も限られてきました👍

「知は力なり」という言葉を信じて
残りの大学生生活を満喫したいと思います!

学部レベルのマクロ経済学等は
個人的によく理解できたつもりです!

しかしながら、本当の経済の動向を理解すること、そしてビジネスで活かせる知性を会得するには、学部レベルの知識ではお話になりません😥

現実の経済データを、理論モデルと当てはめ
正しい計量手法によって実証分析できる力を醸成したら
きっと将来どこかで活躍できる人財になれる可能性を高めることに繋がると思います。
そのため、計量経済学の勉強にもトライし、現在も知見を深めていけるように努めています!

しかし、いくら数字や計量分析の知識を会得しても「数字を読みとく力」「非合理的な行動への対応力」「ビジネスへの応用力」が無ければ、この知識を有効活用することはできません

だからこそ、私はこのタイミングで正しい行動経済学の知識や理論を会得しなければならないと自覚しました💦

なぜならば、実際の経済動向や政治と結びつけながら
応用できる能力がなければ
知識を持つ意義も小さくなってしまうからです💦

何事もアウトプット前提のインプットが
大事であると、noteで毎日発信してきました📣

これは、どのような内容で
あっても当てはまります👍

先行研究の論文を一概に読んでも
記憶に残っていなかったり
大切な観点を忘れてしまっていたりしたら
学習の進捗は滞ってしまうと思います。

だからこそ、この「note」をフル活用して
自分の知識を1%でも、定着させ
誰にでもわかりやすい解説をアウトプットできるように努めていきたいと思います!

以下では、私がこれから学習する
全世界で注目を集めている「行動経済学」について
アウトプットしていきたいと思います🔥

なお、本投稿作成における参考文献は以下の通りです。

前回のお復習い📚

市場の非効率性:Market Inefficiencies

Market Inefficiencies
For lack of a better phrase, the market can take advantage of behavior economics.
For this reason, market inefficiencies play a crucial part in behavior economics. Consider how overpriced stocks may still lure in investors due to drops in P/E ratios.

Though the trading multiple may still be abnormally high, investors may think something in the market is more reasonable simply because it is lower.

For example, a stock worth $20 may be trading at $50.
Should the price to $40, investors may feel this is a great opportunity.

出所:Investopedia

市場の非効率性:Market Inefficiencies
これ以上適切な表現が見つからないのですが、市場は行動経済学を活用することができます。
このため、市場の非効率性は行動経済学において重要な役割を果たします。

例えば、PERの低下により、割高な株が依然として投資家をどのように誘惑する可能性があるかを考えてみましょう。
売買倍率は依然として異常に高いかもしれないですが、投資家は市場の何かが単に低いという理由だけでより合理的であると考えるかもしれません。

たとえば、20ドル相当の株が50ドルで取引されていたとします。
もし、この価格が40ドルになれば、投資家はこれが大きなチャンスだと感じるかもしれないということです。

市場の非効率性と行動経済学は、経済学の分野で重要なトピックです。
これらは、伝統的な経済学の仮定に挑戦し、市場参加者の行動や意思決定に焦点を当てています。
ここで、市場の非効率性についてですが、これまでの伝統的な経済学は、市場が自己調整メカニズムを持ち、効率的に機能すると仮定しています。
しかし、実際の市場では、様々な要因により非効率性が生じることがあります。例えば、情報の非対称性、取引コスト、市場構造の歪みなどが挙げられます。

ここで行動経済学は、人々の行動や意思決定に焦点を当て、心理学的要因や行動の非合理性を経済学に統合しようとする分野であることを再度確認しておきましょう。

そして、市場の非効率性と行動経済学の関連性についてです。
行動経済学の観点から考察することで、市場の非効率性をより理解することができるのではないでしょうか?
例えば、市場参加者が合理的でない行動を取ることがあるため、価格が予測不能な変動を示すことがあります。
行動経済学の視点から、バブルや暴落のような現象は、参加者の感情や行動の非合理性に起因していると説明されることがあります。

そして、政策への影響についても発展させることができます。
なぜならば、
行動経済学の理解は、政府や企業が効果的な政策や戦略を策定する際にも役立つからです。
政策当局は、人々の意思決定が合理的でない場合にこそ、より効果的な介入策を検討することが求められているのです。
総じて、市場の非効率性と行動経済学は、経済学全体において進化を促し、より現実的なモデルと予測を提供するために統合されていると考えることができるのです🔥

伝統的経済学が提唱する市場の効率性の条件📝

市場の効率性について、伝統的経済学が提唱する条件には、以下の4つが挙げられます:

  1. 供給と需要の均衡:

    • 伝統的経済学において市場が効率的であるためには、供給と需要が均衡している必要があります。つまり、市場価格が資産やサービスの真の価値を反映しており、需要と供給が一致している状態です。

  2. 合理的な経済人:

    • 伝統的経済学では、市場参加者が合理的であると仮定されます。合理的な経済人は、利益最大化や効用最大化を追求し、利用可能な情報を最大限に活用するとされています。

  3. 情報の非対称性の解消:

    • 効率的な市場では、情報の非対称性が解消されていると考えられます。つまり、市場参加者全員が同じ情報にアクセスでき、かつその情報が適切に反映されています。

  4. リソースの自由な移動:

    • 効率的な市場では、資源や生産要素が自由に移動できることが重要です。これによって、需要が高まる場所で生産が増え、需要が低い場所で生産が減るなど、資源の最適な利用が可能となります。

これらの条件が揃った場合、市場は効率的に機能していると考えられます。ただし、実際の市場ではこれらの条件が完全に満たされることは難しく、情報の非対称性や取引コスト、市場の歪みなどが存在することがあります。
そのため、市場の効率性については常に議論が続いているのです。

本日の解説はここまでとします!

行動経済学を学ぶ意義について🔖

今、世界の名だたるトップ企業で「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が繰り広げられています

この投稿は、参考資料からインプットした「主要理論」をアウトプットすることで、ビジネスパーソン必須の教養「行動経済学」を解説することにチャレンジしたいと思います🎊

本書によれば、ビジネスパーソンにとって行動経済学ほど「イケてる学問」はないと述べられています😍

現に世界のビジネス界では「行動経済学の影響力」はますます強まっています。

いま世界の名だたるトップ企業の間で「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、頻繁に繰り広げられているそうです。

行動経済学の知見に富んだ1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、
企業には「行動経済学チーム」までできているそうですね👀

また、このようなビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が
次々と「行動経済学部」を新設し始めています!

MBAのように、多くのビジネスパーソンが
行動経済学を学びに集まっているとのことです👏

このようなトレンドを考慮したら、もはや行動経済学は、「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」となっているといっても過言ではありません。

しかし、行動経済学は新しい学問であるが故に、これまで体系化されてこなかったことも事実です!

用語や理論を一つ一つ丸暗記するしかなく、なかなか「本質」がつかめなかったことも事実でしょう💦

ここで、この投稿では、基礎知識をおさえた上で、本書からインプットした
「ナッジ理論」「プロスペクト理論」から「身体的認知」「アフェクト」「不確実性理論」「パワー・オブ・ビコーズ」まで「主要理論」をアウトプットすることで行動経済学を解説していくことにします🔥

What Is Behavioral Economics? Theories, Goals, and Applications

What Is Behavioral Economics?
Behavioral Economics is the study of psychology as it relates to the economic decision-making processes of individuals and institutions.
Behavioral economics is often related with normative economics.

It draws on psychology and economics to explore why people sometimes make irrational decisions, and why and how their behavior does not follow the predictions of economic models.

出所:Investopedia

行動経済学とは何でしょう?

行動経済学は、個人や組織の経済的意思決定プロセスに関連する心理学の研究です。
行動経済学は多くの場合、規範経済学(normative economics)と関連しています!

この本では、心理学と経済学を活用して、人々が時折、非合理的な決定(irrational decisions)を下す理由、および人々の行動が経済モデルの予測に従わない理由とその仕組みを探ります📝

KEY TAKEAWAYS
Behavioral economics is the study of psychology that analyzes the decisions people make and why irrational choses are chosen.

Behavior economics is influenced by bounded rationality, an architecture of choices, cognitive biases, and herd mentality.

Behavior economics is crafted around many principles including framing, heuristics, loss aversion, and the sunk-cost fallacy.

Companies use information from behavioral economics to price their goods, craft their commercials, and package their products.

Starbucks' limited season drinks, Amazon's Lightning Deals, or "buy one, get one" promotions are all tied to behavioral economics.

出所:Investopedia

重要なポイントは以下の通りです📝

行動経済学は、人々が下す決定と、非合理的な選択が選ばれる理由を分析する心理学の研究です!

行動経済学は、限定された合理性、選択の構造、認知バイアス、群集心理の影響を受けます。

行動経済学は、フレーミングを含む多くの原則に基づいて作成されています
代表的な例は、ヒューリスティック、損失回避、サンクコストの誤謬などでしょうか!

企業は、商品の価格設定、コマーシャルの作成、および製品のパッケージ化に行動経済学の情報を使用します。

スターバックスの季節限定ドリンク、Amazon のライトニングセール、または「1つ買うと1つもらえる」 などといったプロモーションはすべて行動経済学に結びついていることがわかるのです📝

行動経済学を学ぶことが、ますます楽しみになってきたのではないでしょうか??💝

本日の解説は、以上とします📝

今後も様々な経済学理論集ならびに
社会課題に対する経済学的視点に基づく解説など
有意義な内容を発信できるように努めてまいりますので、何卒宜しくお願いします🥺

付録:私の卒論研究テーマについて🔖

私は「為替介入の実証分析」をテーマに
卒業論文を執筆しようと考えています📝

日本経済を考えたときに、為替レートによって
貿易取引や経常収支が変化したり
株や証券、債権といった金融資産の収益率が
変化したりと日本経済と為替レートとは
切っても切れない縁があるのです💝
(円💴だけに・・・)

経済ショックによって
為替レートが変化すると
その影響は私たちの生活に大きく影響します!

だからこそ、為替レートの安定性を
担保するような為替介入はマクロ経済政策に
おいても非常に重要な意義を持っていると
推測しています!

決して学部生が楽して執筆できる簡単なテーマを選択しているわけでは無いと信じています。

ただ、この卒業論文をやり切ることが
私の学生生活の集大成となることは事実なので
最後までコツコツと取り組んで参ります🔥

おすすめマガジンのご紹介🔔

こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです。

改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました
🍀

だからこそ、ご縁を大切
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥

今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

この投稿をみてくださった方が
ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!
などなど、プラスの収穫があったのであれば

大変嬉しく思いますし、投稿作成の冥利に尽きます!!
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そして、お差し支えなければ
フォロー&シェアをお願いしたいです👍
今後とも何卒よろしくお願いいたします!

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