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【キャッシュフロー計算書とは?】入社1年目で知っておきたかった会計の基礎(5):エッセンシャル会計学 No.69

今回解説するキャッシュフロー計算書
当該事業年度における現金の流れを
「営業キャッシュフロー」
「投資キャッシュフロー」
「財務キャッシュフロー」
の3つの区分で表す書類になります。
「C/F(Cash Flow Statement)」
と表記されることもあります!

現金ベースでお金の流れを管理する
キャッシュフロー計算書からは、これまで
学んだ貸借対照表や損益計算書からは
読み取れない現金の流れや増減の原因が
わかり、貸借対照表や損益計算書で
見えている会社の状況とキャッシュベースの
状況との間で起こるギャップを埋めること
ができるのです👏

会計・財務についてもっと学びたい🔥

会計業務や経理、財務、簿記についての
基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソン
にとって重要であると感じています。

私が今後、定期的に投稿していく
【エッセンシャル会計学シリーズ】では
会計業務の重要性から経理や財務の役割まで
私が勉強したことをわかりやすく
アウトプットしていきたいと思います🔥

さらに、経理業務の具体的な内容や
財務業務の目的、簿記の種類と特徴に
ついても詳しく掘り下げていきたいです💛
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な
目標として
勉強していきたいと思います!

ビジネスにおける財務情報の管理や
経営判断の基盤となる知識を身につけるため
最後まで、ご一読いただけますと幸いです💖

前回のお復習い📑

日経新聞を難なく読めるようになりたい📰

今回の参考文献は、以下のサイトになります🔖

こちらを適切に引用させていただくと共に
会計の基礎について、整理していきます。

日経新聞を読むと「決算」や「最高益」「ROE」といった言葉がよく目に入ります。
なんとなくわかる気もするけれど、実はよく分からない方も多いのではないでしょうか。

会計の知識はビジネスパーソンに必須のツールとなっています。
数字がわかるとわからないでは働き方に大きな差がでます。

まずは決算書を理解するところから始めましょう。
「読む」「生かす」だけならば難しい知識はいりません

決算書を読めるようになれば、営業や生産、企画といったみなさんの日々の働きの裏にある数字の動きがもっとわかるようになります。

出所:日本経済新聞

キャッシュフロー計算書(CF計算書)とは?

キャッシュフロー計算書(CF計算書)は
企業の現金の動きを示す財務諸表の一つです。

この計算書では、企業が一定期間内に現金を
どのように受け取り、支払い、使用しているか
が詳細に記録されていくのです。

なお、CF計算書は、企業の資金繰り状況を
評価するための重要なツールであり
経営者や投資家が企業の財務健全性を
判断するのに役立っていると言えるでしょう✨

出所サイト

CF計算書は、次の3つの主要な活動に基づいて
キャッシュフローを報告します:

  1. 営業CF(Operating Cash Flow)

    • 営業CFは、企業の日常的な業務活動から生じるキャッシュフローを示します。具体的には、売上高からコストや経費を差し引いた営業利益に変動資産や変動負債の変動を加算・減算した金額です。営業CFは、企業がどれだけ効率的に営業活動を行っているかを示し、事業の持続可能性を評価するのに役立ちます。

  2. 投資CF(Investing Cash Flow)

    • 投資CFは、企業が資本支出や投資活動から生じるキャッシュフローを示します。これには、設備の購入や事業の拡大に関する支出が含まれます。投資CFは、企業が将来の成長や利益を追求するためにどれだけ資本を投入しているかを示し、企業の成長戦略を理解するのに役立ちます。

  3. 財務CF(Financing Cash Flow)

    • 財務CFは、企業が資金調達や財務活動から生じるキャッシュフローを示します。具体的には、株式の発行や償還、借入金の増減などが含まれます。財務CFは、企業が資金を調達し、その資金をどのように管理しているかを示し、企業の財務戦略を理解するのに役立ちます。

以上の3つのキャッシュフローを合計したものが
「総キャッシュフロー」であり、これは
企業全体のキャッシュフローの総量を示します。

また、営業CFから投資CFを差し引いたものが
「フリーキャッシュフロー」であり、これは
企業が自由に使える現金の量を示します👍

CF計算書を分析することで、企業のタイプや
経営方針を理解することができます。

例えば、営業CFが安定していて
投資CFが大きい企業は成長志向の企業である
可能性が高いという見方ができます。

その一方で、財務CFが大きい企業は
財務戦略に重点を置いている企業であると
と解釈して間違いではないでしょう。
総じて、CF計算書の情報を総合的に
分析することで、企業の財務状況や将来の成長性
をより深く理解することができるのです👏

それでは、これまで学習した財務諸表
・貸借対照表
・損益計算書
・キャッシュフロー計算書

これらの繋がりを意識して読み解いていく
ということを解説していきます💖

三位一体のPL・BS・CF🌟

貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー
計算書は、企業の財務状況や業績を
把握するための主要な財務諸表です。

これらの諸表は相互に関連しており
組み合わせて分析することで企業の
全体像を把握することができます。
以下では、それぞれの諸表の役割と
相互の関係をお復習いしていきます🔖

  1. 貸借対照表(BS)

    • 貸借対照表は、ある特定時点での企業の資産、負債、純資産(または株主資本)の状況を示します。資産は企業が所有するものであり、負債は企業が負っている義務や負債、純資産は企業の純資産を示します。貸借対照表は、企業の財務状態を把握するための基本的な諸表であり、企業の資金の使われ方と資金の状態を示します。

  2. 損益計算書(P&L)

    • 損益計算書は、ある特定期間(通常は1年間)における企業の収入と支出、そして利益や損失を示します。収益は売上高やその他の収入から、支出は原材料費や給与費用などの経費から引かれ、最終的に企業の純利益(または純損失)が計算されます。損益計算書は、企業の業績を評価し、収益の源泉やコスト構造を理解するのに役立ちます。

  3. キャッシュフロー計算書(CF)

    • キャッシュフロー計算書は、ある特定期間における企業の現金の受入れと支出を示します。営業活動からの現金流入、投資活動による現金流出、財務活動による現金流出など、様々な活動からの現金の流れが記録されます。キャッシュフロー計算書は、企業の資金繰り状況を評価し、現金の動きを把握するのに役立ちます。

これらの財務諸表は相互に関連しており
一つの諸表の情報が他の諸表に
影響を与えることがあるのです。

例えば、損益計算書の純利益が増えると
貸借対照表の純資産も増えます。
また、キャッシュフロー計算書の
営業CFが増加すると、貸借対照表の
現金及び預金の残高も増加します💴

このように、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書は企業の財務状況や業績を包括的に把握するために必要な情報を提供します。

これらの諸表を組み合わせて分析することで
企業の経営状態や将来の見通しをより深く
理解することができるようになるのです!
社会人にとって、これらの基礎をしっかりと
インプットしておくことは大切ですよね。

私が考える会計学を学ぶ意義💖

会計知識は、経理や会計士だけが理解していれば
いいというわけではありません🔥

なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけ
ではなく、営業や管理職経営全般まで、会社に
所属している全て人にとって必須の知識である
と考えているからです!

おそらく、ほとんどすべての会社は
営利団体であると思われます!
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し
事業活動を行い、会社は成長していくことを
本質的な目的にしていること
でしょう。

私も株式会社に就職を予定している以上
利益の出る仕組み、お金の流れを確実に理解
しておく必要があることを自覚しています。

例えば、営業マンだとしても、売上の目標や
予算作成に関わることがあると思います!
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も
全て会計が関係しているのです。

また営業の売上は経理が処理をし、会社の利益が
いくらになるかを算出していくことになります!

総じて、会計を知ることで、会社にどれほどの
インパクトをもたらしているのかを把握でき
予算の作成においても精緻に行えるようになる
と言えますね💖
また、数字に強くなり、定量的な分析に基づく
思考法やビジネスが行えるようになるでしょう。

そして、会計の知識を洗練していけば
将来的に経営者の視点を手に入れることができる
と思いますので、新規プロジェクトに
アサインされたり、昇格のきっかけにも
なり得るかもしれません🔥

会計の基礎知識である「財務3表の理解」
を中心に理解を深め、財務3表とは何か?
これを見て、何をどう判断するのか?などを
考えていきたいですよね!

この知識があるのとないとでは、今後の仕事が
大きく変わることに間違いはないでしょう。

これからの時代はグローバルに活躍できる人材と
いうのがより一層求められると思います!
私の投稿でも会計の基礎を身に着けるのであれば
英語も交えて知識をつけると、今後ますます
活躍できるフィールドが広がっていくと
考えていますので、グローバルスタンダードにも
挑戦していくことにしましょう🔥

なお、参考資料は以下の通りです。

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

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