
【株式会社会計 Part②】株主資本の計数の変動と剰余金の配当🔥:エッセンシャル会計学 No.31
今回、学習するテーマは「株主資本の計数の変動と損失処理」となります!
少しイメージし難い内容かと思われますが、問題文の指示に従って仕訳することが大切となります💛
基礎的な演習を含めて、仕訳のパターンを理解しましょう🔥
会計・財務についてもっと学びたい🔥
会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって重要であると感じています。
今後、定期的に投稿していく【エッセンシャル会計学シリーズ】では、会計業務の重要性から経理や財務の役割まで、私が勉強したことをわかりやすくアウトプットしていきたいと思います🔥
さらに、経理業務の具体的な内容や財務業務の目的、簿記の種類と特徴についても詳しく掘り下げていきたいです💛
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な目標として会計学を勉強していきたいと思います!
ビジネスにおける財務情報の管理や経営判断の基盤となる知識を身につけるため、ご一読いただけますと幸いです💖
前回のお復習い📑
株主資本の計数の変動🍀
株式会社は、計数の変動(貸借対照表の株主資本の内訳を変更させること)ができます。
例えば、資本準備金の金額をその他資本剰余金に振り替えたり、繰越利益剰余金の金額を利益準備金に振り替えたりすることが可能です📝
なお、元手と利益は区別すべきものでありますから、 原則的には、元手と利益をまたがるような振替はできないということを補足しておきます!
ただし、例外として下記の2つは認められているので、覚えておきましょう!
①利益剰余金から資本金への振替
(借)別途積立金××(貸)資本金××
②元手から繰越利益剰余金への振替(欠損補填)
(借)資本金××(貸)繰越利益剰余金××
なお、②については後ほど学習します🔥
以下の例題で、仕訳の概要を理解しておきましょう🔥
次の取引について、仕訳を示しなさい。
資本準備金300,000円とその他資本剰余金100,000円を資本金に振り替えた。
$$
\\解答\\
\begin{matrix}\\借方:金額&貸方:金額\\資 本 準 備 金:300,000&資本金:500,000\\その他資本剰余金:200,000 \end{matrix}
$$
総じて、株式会社は、貸借対照表の株主資本の内訳を変更させることができるのです🔥
なお、会社が、計数を変動させる理由は様々ありますが、以下の2点が代表例として挙げられるでしょう!
(1)繰越利益剰余金から資本金への振替:金銭の出資をせずとも、資本金の額を増やすことができるため
(2)資本準備金からその他資本剰余金への振替:配当財源を増やすことができるため
損失処理と欠損填補(プラスα)
当期純損失とは、収益の金額よりも費用の金額の方が大きい場合、当期の利益はマイナスになっている状態のことです。
この場合、決算振替仕訳は 当期純損失の金額を「繰越利益剰余金」勘定(純資産)の減少とする点を覚えておきましょう!
加えて、欠損填補の仕訳については以下の通りです。
たとえ、当期純損失を計上した場合であっても、過去の利益の蓄積である繰越利益剰余金が十分にある場合、繰越利益剰余金は貸方残高(プラス)になります。
対して、繰越利益剰余金を上回る当期純損失を計上した場合、繰越利益剰余金は借方残高(マイナス)になってしまいます💦
これを「欠損が生じている」というのです。
この際に、マイナス額について資本金と相殺する欠損填補という処理も認められています🔖
理解を深めるために、以下の例題を参照してください!
次の資料に基づき、必要な仕訳を示しなさい。
⑴当期純損失を計上したことにより、繰越利益剰余金が100,000円の借方残高となっている。
よって、資本金と相殺した。
$$
\\解答\\
\begin{matrix}\\借方:金額&貸方:金額\\資本金:100,000 &繰越利益剰余金:100,000 \end{matrix}
$$
このように、欠損填補を行った場合には、マイナスとなっている繰越利益剰余金と資本金を相殺することを覚えておいていただきたいですね💛
本日の解説はここまでとします!
私が考える会計学を学ぶ意義💖
会計知識は、経理や会計士だけが理解していればいいというわけではありません🔥
なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけではなく、営業や管理職、経営全般まで、会社に所属している全て人にとって必須の知識であると考えているからです!
ほとんどすべての会社は、営利団体であると思われます!
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し、事業活動を行い、会社は成長していくことを本質的な目的にしていることでしょう。
私も株式会社に就職を予定している以上、利益の出る仕組み、お金の流れは確実理解をしておく必要があることを自覚しています。
例えば、営業マンだとしても、売上の目標や予算作成に関わることがあると思います!
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も、全て会計が関係しているのです。
また、営業の売上は経理が処理をし、会社の利益がいくらになるかを算出していくことになります!
総じて、会計を知ることで、会社にどれほどのインパクトをもたらしているのかを把握でき、予算の作成においても精緻に行えるようになると言えますね💖
また、数字に強くなり、定量的な分析に基づく思考法やビジネスが行えるようになるでしょう。
そして、会計の知識を洗練していけば将来的に経営者の視点を手に入れることができると思いますので、新規プロジェクトにアサインされたり、昇格のきっかけにもなり得るかもしれません🔥
会計の基礎知識である「財務3表の理解」を中心に理解を深め、財務3表とは何か?
これを見て、何をどう判断するのか?などを考えていきたいですよね
この知識があるのとないとでは、今後の仕事の仕方が大きく変わることに間違いはないでしょう。
これからの時代はグローバルに活躍できる人材というのがより一層求められると思います!
私の投稿でも会計の基礎を身に着けるのであれば、英語も交えて知識をつけると、今後ますます活躍できるフィールドが広がっていくと考えていますので、グローバルスタンダードにも挑戦していくことにしましょう🔥
なお参考資料は以下の通りです。
おすすめマガジンのご紹介🔔
こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです。
改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました🍀
だからこそ、ご縁を大切に
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥
今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご愛読いただき誠に有難うございました!
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏
この投稿をみてくださった方が
ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!
などなど、プラスの収穫があったのであれば
大変嬉しく思いますし、投稿作成の冥利に尽きます!!
お気軽にコメント、いいね「スキ」💖
そして、お差し支えなければ
フォロー&シェアをお願いしたいです👍
今後とも何卒よろしくお願いいたします!