【材料費 Part①🌳】材料費の分類と購入時の仕訳!:エッセンシャル会計学 No.53🏭
会計・財務についてもっと学びたい🔥
会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって重要であると感じています。
今後、定期的に投稿していく【エッセンシャル会計学シリーズ】では、会計業務の重要性から経理や財務の役割まで、私が勉強したことをわかりやすくアウトプットしていきたいと思います🔥
さらに、経理業務の具体的な内容や財務業務の目的、簿記の種類と特徴についても詳しく掘り下げていきたいです💛
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な目標として会計学を勉強していきたいと思います!
ビジネスにおける財務情報の管理や経営判断の基盤となる知識を身につけるため、ご一読いただけますと幸いです💖
前回のお復習い📑
材料費の分類🔖
「材料(資産)」とは、製品の製造のために消費される物品のことです。
そして、その材料が消費されることによって「材料費(費用)」という原価になります📝
そして、材料費は、その種類や、製品との関連においてさらに細かく分類されていきます。
以下に、材料の種類や使用目的による分類を整理しましたので、ご確認ください!
主要材料費(素材費):製品本体を構成する材料の消費額
買入部品費:工場の外部から購入し、そのまま製品に取り付けるだけの部品の消費額
補助材料費:製品を作るためだけに補助的に使用される材料の消費額 ex.補修のための材料、燃料費など
工場消耗費:製品を作るために消耗的に使用される物品の消費額 ex.軍手、機械油、電球など
消耗工具器具備品費:耐用年数が1年未満、または取得原価が10万円未満で固定資産に該当しない工具、器具、部品の消費額 ex.ドライバー、ハンマーなど
そして、上記のように分類される諸材料費が直接材料費と間接材料費とに分類されることになるのです。
直接材料費には、1.主要材料費、2.買入部品費、が該当します。
間接材料費には、3.補助材料費、4.工場消耗品費、5.消耗工具器具備品費、が当てはまります。
材料の購入と仕訳📝
以下では、「材料費」に関する具体的な金額の計算方法をマスターします。
結論、購入原価記入時の仕訳は以下のようになります。
$$
\\\begin{matrix}\\借方&貸方\\材料(購入原価)&買掛金(購入代価)\\&現 金(材料副費) \end{matrix}
$$
ここで、購入代価とは材料そのものの金額であり、仕入先に支払う金額
材料副費とは、材料購入に付随して発生する費用(買入手数料、引取運賃、保険料など)になります📝
そして、購入原価は購入代価と材料副費(付随費用)の和となることをしっかりと覚えておきましょう💖
※通常、仕入先への支払は掛け取引で行われます⇒買掛金。
そして、付随費用である材料副費はその場で現金で支払われるケースが多いそうですね⇒現金📝
$$
\\購入原価=購入代価+材料副費(付随費用)
$$
返品や値引があった場合の会計処理
購入した材料について、品違いを理由に返品を行ったり、破損・汚れなどを理由に値引きを受けた場合、返品や値引きの分だけ材料の 購入原価を減額させ、買掛金を同額減額させることになります。
$$
\begin{matrix}\\買掛金××&材 料××\\ \end{matrix}
$$
それでは、基礎的な例題をひとつ演習しましょう✨
例題1:材料の購入原価
次の取引について、材料の購入原価に関する仕訳を示しなさい。 当社は、11月1日に1㎏あたり2,000円の材料を100㎏掛けで購入した。
材料を 引き取る際に、付随費用として、運送会社に対して引取運賃5,000円を現金で支払った。
$$
\\解答:材料の購入原価\\\begin{matrix}\\日付&借方:金額&貸方:金額\\11/1&材料:205,000&買掛金:200,000\\& &現 金:5,000 \end{matrix}
$$
例題2
次の取引について、材料の購入原価を算定しなさい。
⑴当社は、1㎏あたり200円の材料を50㎏掛けで購入した。
⑵材料の一部に欠損があったため、800円の値引きを受けた。
$$
\\解答:材料の購入と返品\\取得原価:9,200円\\
\begin{matrix}\\番号&借方:金額&貸方:金額\\(1)&材 料:10,000&買掛金:10,000\\(2)&買掛金:800 &材 料:800\\ \end{matrix}
$$
本日の解説はここまでとします!
次回は、材料費 Part②「材料副費の詳細と予定配賦」について考えて行きます✨
私が考える会計学を学ぶ意義💖
会計知識は、経理や会計士だけが理解していればいいというわけではありません🔥
なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけではなく、営業や管理職、経営全般まで、会社に所属している全て人にとって必須の知識であると考えているからです!
ほとんどすべての会社は、営利団体であると思われます!
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し、事業活動を行い、会社は成長していくことを本質的な目的にしていることでしょう。
私も株式会社に就職を予定している以上、利益の出る仕組み、お金の流れは確実理解をしておく必要があることを自覚しています。
例えば、営業マンだとしても、売上の目標や予算作成に関わることがあると思います!
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も、全て会計が関係しているのです。
また、営業の売上は経理が処理をし、会社の利益がいくらになるかを算出していくことになります!
総じて、会計を知ることで、会社にどれほどのインパクトをもたらしているのかを把握でき、予算の作成においても精緻に行えるようになると言えますね💖
また、数字に強くなり、定量的な分析に基づく思考法やビジネスが行えるようになるでしょう。
そして、会計の知識を洗練していけば将来的に経営者の視点を手に入れることができると思いますので、新規プロジェクトにアサインされたり、昇格のきっかけにもなり得るかもしれません🔥
会計の基礎知識である「財務3表の理解」を中心に理解を深め、財務3表とは何か?
これを見て、何をどう判断するのか?などを考えていきたいですよね
この知識があるのとないとでは、今後の仕事の仕方が大きく変わることに間違いはないでしょう。
これからの時代はグローバルに活躍できる人材というのがより一層求められると思います!
私の投稿でも会計の基礎を身に着けるのであれば、英語も交えて知識をつけると、今後ますます活躍できるフィールドが広がっていくと考えていますので、グローバルスタンダードにも挑戦していくことにしましょう🔥
なお、参考資料は以下の通りです。
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こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
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今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご愛読いただき誠に有難うございました!
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
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