【デジタル市場競争会議】アプリストア寡占是正へと動く政府⚠️
今回の英語ニュース📢
Japan to Open Up Apple, Google App Stores to Competition
政府は16日、スマートフォンの
基本ソフト(OS)を提供する米アップルと
米グーグルを念頭にユーザーがアプリ入手時に使うアプリストアについて
他社の参入を認めるよう法律で義務付ける方針を決めたとのことです📝
アプリストアは寡占市場であることは
事実なのですが、なぜこのような規制が
入るのかを経済学的視点から考察しましょう🤔
英語トピックス👍
operating system 操作システム
will be obliged to
~せざるを得ないだろう
allow 人 to do
人が~することを許可する
spur 拍車をかける
competition 市場競争
be occupied ~占領されている
must not do ~してはならないこと
in order to do ~するために
stop them favoring
彼らを贔屓するのをやめる
relevant legislation 関連する法律
parliament 議会
この記事に対するコメント💚
「アプリストア寡占是正へ アップル
グーグルに「事前規制」―政府」という
タイトルの記事に今回は着目しました👀
特定の決済システム利用を強いるなど
競争を阻害する禁止行為をあらかじめ
明示する「事前規制」を導入するそうですね✨
アプリストアのマーケットは現在
2社が市場をほぼ独占しています
※厳密にいえば、寡占市場ですね
アプリ開発・運営事業者には
両社の決済・課金システム利用や手数料支払いが義務付けられており、不満の声が上がっていたのです
すなわち、寡占市場によって消費者は不利益を被っていることになっていますよね
このアプリストア市場への新規参入で
適切な価格競争を促し、サービスの選択肢拡大や利用料の引き下げを狙うことが政策の目的であることは整理できたと思います💝
経済学解説✨:ミクロ経済学@不完全競争市場の分析
寡占市場がもたらす消費者への不利益について
この記事を読んで、私たちは
「なぜ寡占市場が消費者にとって不利益をもたらすのでしょうか?」
「なぜ、寡占市場では価格が高くなるのでしょうか?」
「なぜ、新規参入を促せば、料金が引き下がるのでしょうか?」ということに疑念を持っていると思います
そのため、以下ではミクロ経済学の不完全競争市場の分析において「寡占市場」について解説したいと思います💝
不完全競争市場において、各企業はその市場に対して価格支配力を持ちます
要するに、その市場におけるシェアが高いため、需要に対して企業の生産量(供給量)を
コントロールすることが可能となるので
結果的に、その市場に対しても価格を決める
ことができてしまうのです😅
寡占市場分析には、数量競争をするクールノー競争と価格競争をするベルトラン競争が存在します
詳しいことは、各自で検索することやミクロ経済学の教科書を読んでいただくなかで、ご理解いただけたら幸いです🙏🏻
極論を言えば、該当する市場に存在する企業が少なすぎる、またその市場への参入障壁が高すぎるがゆえに
適切な価格競争が働くことなく、寡占企業が独占による利益を上げているのです
企業が利益を上げる一方で、消費者は不利益を被っています
本来の適切な価格よりも高い価格で製品が提供されているからです
※本当は、「独占」のケースから説明した方が賢明なのですが
ご了承いただけますと幸いです💦
詳しくは、こちらの記事をご覧いただけますと幸いです
今回の記事の内容は
ご理解いただけたでしょうか?
このようにモデルや理論から理解することができば現実経済の動向を最低限把握することができるのです
このような力は社会人になってからも
きっとどこかで発揮されることを信じて
これからも励んでいきたいです💖
マガジンのご紹介🔔
こちらのマガジンにて
エッセンシャル経済学理論集、ならびに
【国際経済学🌏】の基礎理論をまとめています
今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございます💗
ぜひ、「スキ」&シェアもお願いしたいです👏
またフォローもどうぞ宜しくお願いいたします💚
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?