【外国為替 Part②💱】外国との主な決済手段と貿易代金の回収方法🚢：貿易実務検定C級対策 No.47
今回も引き続き「外国為替」
特に外国との主な決済手段、そして
その他貿易代金の回収方法について
一緒に学習していきましょう✨
具体的には、以下の内容です💗
・信用状取引の場合
・D/P、D/A手形の場合
・ネッティング
・延払方式(Deferred Payment)
・分割払方式、繰延払い
(Installment/Progressive Payment)
・委託販売方式
外国との主な決済手段は、次回以降で
より具体的に解説しますので
今回は貿易代金の回収方法が
よりメインな内容になります📚
貿易実務のエキスパートを目指したい🔥
私が挑戦する貿易実務検定®は
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。
実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀
貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方にとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用できますので
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか？
きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう✨
私も2024年4月から商社へ勤務する予定ですので
貿易実務のエキスパートを目指していきたいです！
そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたいと思います🌏
まずは、初級レベルの該当するC級の取得を
目標に、コツコツと勉強して参ります🔥
最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます！
※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏
これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力を
お伝えできたら幸いです！
ぜひ、最後までご愛読ください📚
前回のお復習い💖
貿易取引における主な決済手段💴
貿易取引における主な代金決済手段には
荷為替手形を利用する方法と
送金という方法があります👀
荷為替手形を利用する方法は
前回、学習したように代金の
受け取り側から資金移動の指図を
行うという「逆為替」になります。
その一方、送金による方法は
代金の支払人側から資金移動の
指図を行う「並為替」になります。
それぞれの方法（荷為替手形、送金）は
いろいろなパターンがありますので
以下に、ざっくりと概要を整理します👀
※詳細は、次回以降での解説🙇
〇荷為替手形決済：逆為替
➀信用状(L/C)取引⇒買取扱い
②L/C無し取引⇒D/P or D/A決済
⇒原則、取立扱い（買取も可）
〇外国為替送金：並為替
・銀行為替
(1)電子送金(T/T)
⇒通知／口座／請求払い
(2)送金小切手(D/D)
・郵便為替(Money Order)
その他貿易代金の回収方法🚢
貿易における最も代表的かつ一般的な
方法は、逆為替の仕組みを利用した
荷為替手形による方法となります💵
もう片方の並為替による決済方法は
様々な種類がありますが、特に
外国為替の自由化によって
継続的な取引相手との決済では
ネッティングと呼ばれる方法が
広く利用されるようになりました👍
貿易取引では、このネッティングを含め
取引形態に応じて、主に送金方法を用いた
以下のような代金回収方法があります。
ネッティング
ネッティングとは、商社等の本支店間取引や
先進諸国間の取引でよく使用され
輸出入、つまり代金の授受が相互に発生する
場合に、帳簿上で輸出入額を相殺し
差額のみを決済するという方法です💴
この場合、一定期間個別の代金決済は
行わず、取引相手の勘定を設定しておき
月に1回、3か月に1回などと取り決めて
まとめて決済することになります👍
延払方式：Deferred Payment
延払方式(Deferred Payment)とは
輸出貨物が完全に輸入者に引き渡された後
6か月後、1年等一定期間代金の支払いを
延長して、期日に支払う方法となります。
輸入者にはメリットがありますが
輸出者にはきわめて不利な支払い方法です💦
プラント輸出の場合などには、そのプラントが
実際に稼働して商品を生産し、輸入者が
その商品を国内販売して利益を得てから
代金が支払われるというケースもあります👀
分割払方式：Installment/Progressive Payment
分割払い(Installment Payment)とは
巨額のプラント（船舶や工場施設、鉄道等）
の取引に使用される一種の繰延払いです。
例えば、契約時に1/3、船積み時に1/3
そして、貨物の到着時に1/3というように
分割して支払う方法と覚えてください👍
委託販売方式
この方式による代金の回収
委託商品が売れた時に
販売代金の送金を受ける形となります。
したがって、輸出貨物の所有権及びリスクは
貨物が売れるまで委託者（輸出者）側にある
ということに留意してくださいね📝
つまり、輸入者の信用状態に問題が無い
場合に、使用できる方法と言えるのです！
本日の解説はここまでとします💖
外国との主な決済手段の概要や
その他貿易代金の回収方法について
ご理解いただけたでしょうか？😊
次回からは、信用状取引について
一緒に学習していきましょう🔥
なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。
英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨
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今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
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