まずいって言わないで。
何かを食べて「まずい」と言う人がたまにいる。
「しょっぱすぎ」「薄すぎ」「濃すぎ」
「甘すぎ」「くさい」
もまずいのレパートリーの中の1つだと思う。
僕は昔から、「まずい」って言う人が苦手だった。
「思う」のは人それぞれだから別にいいんだけど、
それをわざわざ「言う」のはどうかなと思う。
そもそも、なんで「まずい」なんて言える自信があるんだろうと常々思う。
その人にとっては、しょっぱかったり、薄かったり、甘すぎたり、くさかったりするかもしれないけど、そんなの人の好みだ。
自分の好みじゃなかっただけかもしれないのに、あたかも、それが全員共通の事実であるかのように「これまずい」「あのお店はまずい」とよく言えるなと思ってた。
自分にとっては「まずい」かもしれないけど、
誰かにとっては「美味しい」かもしれない。
これは、ご飯の事だけじゃなくて色んな事に通ずる事だと思う。
だから僕は極力、「美味しくない」とか「面白くない」みたいなマイナスな意見は言わないようにしている。
まずいと感じても何も言わない。
仮に、美味しいか聞かれても「自分の好みではないかも」って言い方をするようにしてる。
それを好きな人や楽しみにしてる人の気持ちを邪魔したくないから。
それに、
「美味しい」「楽しい」「面白い」「好き」で会話が溢れてる方が楽しいし幸せだと思うから。
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